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元JRA安藤勝己氏に「騎手引退」を決意させた惨敗から9年。地方からの怪物ダンシングプリンスの「芝挑戦」に託された思い

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 高松宮記念(G1)を目指し、3月のオーシャンS(G3)からの始動が予定されているダンシングプリンス。そして、それは同時に父パドトロワの“敵討ち”の挑戦になるかもしれない。

「現役時代、G1制覇に届かなかったパドトロワですが、2011年のスプリンターズS(G1)では安藤騎手とのコンビで2着と、あと一歩まで迫りました。その時の勝ち馬がカレンチャン。翌年には高松宮記念も勝って、JRAの最優秀短距離馬に輝いたスピード自慢でした」(競馬記者)

 奇しくも、そのカレンチャンの娘カレンモエ(牝5歳、栗東・安田隆行厩舎)は、ダンシングプリンスと同じように、今年の高松宮記念を目指す存在だ。

 場合によっては2011年のスプリンターズSから9年の時を経て、パドトロワの息子とカレンチャンの娘が再び短距離王決定戦で激突するかもしれない。

「オーシャンSからの始動するダンシングプリンスに対して、カレンモエはシルクロードS(G3)から始動。2頭が激突するとすれば、舞台は高松宮記念になるでしょうね。両馬ともおそらく賞金の加算が必要な存在なので、前哨戦から良い結果を期待したいです」(同)

 騎手引退後は競馬評論家として活動し、レース後の“呟き”がニュースとして取り扱われるほどの人気を博している安藤氏。もし、ダンシングプリンスとカレンモエの対決が実現すれば、レース後にどんなコメントを残すのか。今から高松宮記念が楽しみになった。

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