GJ > 競馬ニュース > 阪神JFはソウルスターリング  > 2ページ目
NEW

【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」

【この記事のキーワード】, ,

 ソウルスターリングは楽々先団に取り付くと、ラチ沿い3、4番手の好位を確保。道中は動きもなく進み、スムーズな流れで直線へ。この時、鞍上ルメール騎手の手応えは抜群だった。ラチ沿いのスペースを突いてインから抜け出し、残り200mで先頭へ立つ。それでも、まだ脚色には余裕が感じられた。

 最後の最後に外から2番人気のリスグラシューが追い込み、ちらりと目線をやったルメール騎手が「念のため」という雰囲気で左ムチを一発。それで勝負は決した。余力残しのソウルスターリングはもう一段階ギアを上げ、最後は流してゴールイン。着差自体は1.1/4馬身だが、本気で追っていれば差はもっと開いだだろう。

「ソウルスターリングのお母さんであるスタセリタは、僕と一緒に仏オークスを勝った思い出のある馬。だからこそ、今日はスペシャルな1日でした」

 ルメール騎手はレース後のお立ち台でそう語った。この日6勝の固め打ちを見せた名手の顔には、大きな仕事を終えたあとの安堵と喜びの色がうかがえた。

 2着のリスグラシューも実力の片鱗は見せた。この日はラチ沿いがよく伸びる馬場で、外から伸びてくる馬はあまりいなかった。そんな中、8枠18番の大外発走から終始馬群の外めを回らされながら、上がり最速の末脚で追い込んだ内容は十分評価していいだろう。ゲートの出が悪かったことも加味すれば、力負けと断定するのは早計と思われる。

 3着のレーヌミノルは好スタートを切ったあと、一旦はハナを奪うかとも思われたが、外のアリンナに先を譲って自身は3番手の競馬。馬群の中で落ち着いたレースが出来ており、直線でも一瞬グッとくるところはあったが、最後は上位2頭とのエンジンの差が出た印象だ。

【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  2. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  3. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  4. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  5. 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
  6. 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  7. 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. ナミュール、マスクトディーヴァは大丈夫?高速馬場の「カラクリ」に要注意…歴代最高「2070万馬券」の大波乱はなぜ起きた【ヴィクトリアマイル】
  10. NHKマイルCが堅いとヴィクトリアマイルは大波乱!?「ナミュールもマスクトディーヴァも目じゃない」。波乱を演出する可能性が高い超絶人気薄【隠れ穴馬】