真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.15 19:24
朝日杯FSで最高の「ジンクス」を持つ馬、サトノアレス出陣! あの「出世レース」勝ち馬は2年越しに……
編集部
先週の香港ヴァーズで、世界チャンピオンハイランドリールとのマッチレースを制し、G1初制覇を成し遂げたサトノクラウン。来週末には有馬記念に、今年の菊花賞馬サトノダイヤモンドが主役の一角として出陣。「サトノ軍団」の今年の勢いは本物である。
今週末18日の朝日杯FS(G1)にも、そんな「サトノ」が1頭出陣する。前走ベゴニア賞を勝利し2連勝を飾ったサトノアレス(牡2 美浦・藤沢厩舎)だ。
デビュー、2戦目で連続2着という惜しいレースが続いたが、3走目の接戦を制し未勝利脱出。続くベゴニア賞では中団のインコースを追走し、直線では残り300m地点で先頭に立つ。その後も粘り強い脚で後続を寄せ付けず、危なげなくG1舞台への切符を手にした。
サトノアレスが勝利したベゴニア賞は、近年「朝日杯ホース」を生み出してきた出世レースとして知られる。2012年にはロゴタイプ、14年はダノンプラチナが、ベゴニア賞勝利後に朝日杯に出走し、勝利を収めているのだ。ここ5年では「2年ごと」に朝日杯勝利となっており、16年は「サトノアレスの番」と考えることができなくもない。
さらに、サトノアレスにはもう一つ「追い風」が。管理する藤沢和雄厩舎は、先週ソウルスターリングで阪神JFも勝利している。サトノアレスが朝日杯を勝利すれば、史上初の「同厩舎2歳G1完全制覇」の達成だ。厩舎の勢いがそのまま出る可能性も否定はできないだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
「今年の2歳は牝馬が豊作」紅一点リエノテソーロが牡馬を蹴散らし2歳ダートの頂点に!鞍上の吉田隼人騎手には昨年同様、強力な「追い風」が吹いている!?
『ニコ生』のドワンゴが競馬のビッグプロジェクトをぶち上げる!競馬ファンの間で早くも話題の「リアルダービースタリオン」とは
香港の馬券売上が示した明確な「傾向」日本が国際競争を勝ち抜くために待望論があった同日の複数G1開催にファンが示した「答え」とは
「16冠ベビー」ソウルスターリングが楽勝で2歳女王に輝くも、藤沢和雄調教師が怪物の娘の「牡馬クラシック参戦」に消極的なワケとは
【徹底考察】朝日杯FS(G1)タガノアシュラ「圧勝→惨敗→大逃げ。破天荒な戦歴と日本トップ級の良血を持つ『阿修羅』は、武豊のG1完全制覇を助けるか」