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JRA「まるでG3?」低レベル過ぎるフェブラリーS(G1)、トップクラスに見向きもされない残念G1の理由とは

JRA「まるでG3?」低レベル過ぎるフェブラリーS(G1)、トップクラスに見向きもされない残念G1の理由とはの画像3

 前述したチュウワウィザードは、1800mを中心に使われて、2020年JRA最優秀ダート馬に選ばれた。また2019年同賞を受賞したクリソベリルも、デビュー以来1800m以下の距離は未経験。昨年もサウジCに出走したように、現在休養中の同馬が仮に体調万全であっても、出走するならおそらく今年もサウジCだっただろう。

 JRAが主催するレースでダート1600mのコースは東京競馬場のみ。しかも芝スタートという問題点もある。スプリンターにとっては距離が長く、中距離馬にとっては微妙に短いことも、どっちつかずな条件と言える。

 さらに昔と違ってレースの距離体系が改善されたことにより、他の選択肢が増えたことも”フェブラリーS離れ”に繋がった可能性も高い。

 フェブラリーSがG1昇格したのは1997年のこと。岡部幸雄騎手を背に、シンコウウインディが優勝したあの日からはや20年以上が過ぎた。

 日本ダートレース最高峰のG1の看板を背負うフェブラリーSで、グレード相応の実力馬たちの激突を観たい……と願うファンも多いはず。今こそフェブラリーSの開催時期やその舞台などを見直す時期に差し掛かっているのではないだろうか。

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