GJ > 競馬ニュース > サトノアレスが快勝!  > 2ページ目
NEW

四位洋文騎手が「絶好調コンビ」にあやかり復活のG1制覇!朝日杯フューチュリティS(G1)はディープインパクト産駒のサトノアレスが快勝!

【この記事のキーワード】, ,

 最後の直線に入っても隊列は変わらない。先頭に逃げたボンセルヴィーソ、2番手にトラスト、3番手にクリアザトラック。ダンビュライトは早くも手応えが怪しくなって後退する替わりに、馬群を縫ってミスエルテが先頭集団の直後に進出している。

 トラストとクリアザトラックが懸命に追いすがるが、先頭のボンセルヴィーソが止まらない。ミスエルテの手応えも突き抜けるといった感じはなく、このままかと思った瞬間、外から矢のように伸びてきたのがディープインパクト産駒のサトノアレスだった。

 別次元の手応えで一瞬の内にボンセルヴィーソを交わして、先頭に躍り出たサトノアレス。最後にさらに外からモンドキャンノが猛追したが、サトノアレスが半馬身しのぎ切ったところがゴールだった。

「直線はすごく良い脚で伸びてくれた。藤沢先生が先週(阪神JF)を勝って、里見オーナーも秋に大きなところを勝っている、その勢いにあやからせてもらった感じですね」

 勝利騎手インタビューで四位騎手がそう話した通り、藤沢和雄調教師は先週の阪神ジュベナイルFに続き、これで2歳G1完全制覇。史上初の記録となった。里見治オーナーも菊花賞で初のG1制覇を成し遂げてから、先週の香港ヴァーズに今週の朝日杯FSとその勢いが止まらない。

 終わってみれば、そこに2頭だけの出走だった最強種牡馬ディープインパクトが加わった、勝つに相応しいだけの勢いがあるコンビによる完勝劇だった。

 2着にはメンバー最速の上がりで猛追を見せたモンドキャンノ。前走の京王杯2歳S(G2)では後の阪神JF3着馬のレーヌミノルを下しての快勝だったが、キンシャサノキセキ×サクラバクシンオーという組み合わせが嫌われ7番人気の低評価だった。

四位洋文騎手が「絶好調コンビ」にあやかり復活のG1制覇!朝日杯フューチュリティS(G1)はディープインパクト産駒のサトノアレスが快勝!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!