真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.18 17:26
四位洋文騎手が「絶好調コンビ」にあやかり復活のG1制覇!朝日杯フューチュリティS(G1)はディープインパクト産駒のサトノアレスが快勝!
編集部
最後の直線に入っても隊列は変わらない。先頭に逃げたボンセルヴィーソ、2番手にトラスト、3番手にクリアザトラック。ダンビュライトは早くも手応えが怪しくなって後退する替わりに、馬群を縫ってミスエルテが先頭集団の直後に進出している。
トラストとクリアザトラックが懸命に追いすがるが、先頭のボンセルヴィーソが止まらない。ミスエルテの手応えも突き抜けるといった感じはなく、このままかと思った瞬間、外から矢のように伸びてきたのがディープインパクト産駒のサトノアレスだった。
別次元の手応えで一瞬の内にボンセルヴィーソを交わして、先頭に躍り出たサトノアレス。最後にさらに外からモンドキャンノが猛追したが、サトノアレスが半馬身しのぎ切ったところがゴールだった。
「直線はすごく良い脚で伸びてくれた。藤沢先生が先週(阪神JF)を勝って、里見オーナーも秋に大きなところを勝っている、その勢いにあやからせてもらった感じですね」
勝利騎手インタビューで四位騎手がそう話した通り、藤沢和雄調教師は先週の阪神ジュベナイルFに続き、これで2歳G1完全制覇。史上初の記録となった。里見治オーナーも菊花賞で初のG1制覇を成し遂げてから、先週の香港ヴァーズに今週の朝日杯FSとその勢いが止まらない。
終わってみれば、そこに2頭だけの出走だった最強種牡馬ディープインパクトが加わった、勝つに相応しいだけの勢いがあるコンビによる完勝劇だった。
2着にはメンバー最速の上がりで猛追を見せたモンドキャンノ。前走の京王杯2歳S(G2)では後の阪神JF3着馬のレーヌミノルを下しての快勝だったが、キンシャサノキセキ×サクラバクシンオーという組み合わせが嫌われ7番人気の低評価だった。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去














