GJ > 競馬ニュース > レイパパレ 大阪杯で「打倒コントレイル」!?
NEW

JRA レイパパレ大阪杯(G1)出走で「打倒コントレイル」に拍車!? ノーザンファーム系一口クラブが揃ってエース級を送り出す「真意」

【この記事のキーワード】, ,

JRA レイパパレ大阪杯(G1)出走で「打倒コントレイル」に拍車!? ノーザンファーム系一口クラブが揃ってエース級を送り出す「真意」の画像1

 デビューから無傷の5連勝でチャレンジC(G3)を制したレイパパレ(牝4、栗東・高野友和厩舎)が、4月4日に阪神競馬場で行われる大阪杯(G1)で復帰することが2日、所属するキャロットクラブのホームページで明らかになった。現在、同馬はノーザンファームしがらきに放牧に出されており、近日中に帰厩する予定だという。

 大阪杯には昨年の3冠馬コントレイルを始め、昨年のJRA最優秀短距離馬グランアレグリア、一昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)、昨年の毎日王冠(G2)勝ち馬サリオスも出走を予定。また、重賞タイトルは獲得していないものの、2017年のセレクトセールにて6億2640万円(税込)で落札された超高額馬、アドマイヤビルゴも参戦を予定している。今回、このメンバーの中にレイパパレも加わったことで、ネット上では、「今年1番のメンバー」「豪華すぎて泣きそう」といった声が早くも飛び交っている。

 特に注目すべきは、ノーザンファーム系の一口馬主クラブが、揃ってエース級を送り出す予定でいることだ。

 サンデーレーシングに所属しているグランアレグリアは、昨年2着だった高松宮記念(G1)をパス。これまでに経験した最長距離である1600mから一気に2ハロンの延長となるが、2000mの大阪杯へ駒を進めることを予定している。

 シルクレーシング所属のサリオスは、UAEのドバイターフ(G1)やオーストラリアのG1競走への登録もあったが、最終的には大阪杯を選んだ。そしてキャロットクラブ所属のレイパパレである。牝馬にとって春にはヴィクトリアマイル(G1)というビッグレースもあるが、そのステップレースではなく、大阪杯への出走を選択してきた。

「やはり『打倒コントレイル』という側面が大きいのではないでしょうか。昨年、ノーザンファームは9年ぶりにクラシック無冠という苦汁をなめさせられています。

菊花賞ではアリストテレスがクビ差まで迫りましたが、ほぼ完敗といっていい内容。コントレイルとデアリングタクトにはクラシックでコテンパンにやられてしまいました。デアリングタクトは今のところ回避の方向ですが、各クラブのエース級が揃って大阪杯に出走予定でいるのは、コントレイルには何としてでも一矢を報いたいという表れではないでしょうか」(競馬記者)

 レイパパレは5連勝中でまだ底が見えてないとはいえ、実績的にはまだG3を1つ勝っただけであり、ヴィクトリアマイルという選択肢もあったはずである。大阪杯の後に出走する可能性もあるが、ノーザンファームが打倒コントレイルに向けて、レイパパレの未知の魅力に期待したという見方も出来るのかもしれない。何はともあれ、大阪杯は大注目の一戦となりそうだ。

JRA レイパパレ大阪杯(G1)出走で「打倒コントレイル」に拍車!? ノーザンファーム系一口クラブが揃ってエース級を送り出す「真意」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  2. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA「わかります?」「権利じゃないんです」岩田康誠の塩対応に現場はピリピリ!? デシエルト無敗の3連勝も…… 勝利騎手インタビューの奔放さにファンから賛否
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  9. シルバーステートらJRA新種牡馬の高い壁。「2021ディープインパクト産駒」の注目20頭と日本ダービー候補を独自の採点でランキング
  10. 新たな「武豊信者」の馬主候補が登場!? SNSにツーショット写真を投稿し26年来の「レジェンド愛」を語った人物とは