GJ > 競馬ニュース > 有馬記念展開考察  > 4ページ目
NEW

有馬記念、武豊とキタサンブラックは、今回も孤高の逃亡者となれるのか? 最高の枠は「あの馬」?【展開考察】

【この記事のキーワード】, ,

 一方で「6枠11番」というやや外目に枠に入ったサトノダイヤモンド。過去10年で勝ちはないものの、2着と3着が1度ずつ。そう悪い枠ではない。その上で、この3歳馬にとって最も大きいのが隣の「6枠12番」にサトノノブレスがいることだろう。

 同じ厩舎で、同じ馬主、鞍上も同じフランス人同士。コミュニケーションはスムーズで、道中のポジションも似通っており、大きな”援護”が期待できる。

 サトノノブレスの鞍上V.シュミノー騎手はフランスの若手で、この日が短期免許の最後の1日となる。残念ながら未だ2勝と存在感を発揮するには至っていないが、将来のためにもここで仕事をしてポイントを稼いでおきたいところだ。

 ただし、サトノノブレスがこの秋のオールカマーでマリアライトに先着し、ゴールドアクターとタイム差なしの競馬をしていることを忘れてはならない。まったくの格下ではなく、サトノダイヤモンドに”もしものこと”があれば、自分がという思いはあるはずだ。

 最後に、今回の枠順抽選会で最も割を食ったのが、2年連続の大外「8枠16番」を引いてしまったマリアライト陣営だろう。8枠は過去10年で3着以内馬を1頭も出せていないばかりか、グレード制導入以降でフルゲートになった場合、過去に大外枠から勝った馬はいない。

 有馬記念と関連性の高い宝塚記念を制したことで、昨年以上の注目を集めているマリアライトだが、強い競馬をしながらも4着に敗れた昨年同様、今年も苦戦を強いられそうだ。

有馬記念、武豊とキタサンブラックは、今回も孤高の逃亡者となれるのか? 最高の枠は「あの馬」?【展開考察】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛