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2021.03.26 18:00
JRA「ポスト武豊」と呼ばれた浜中俊の”ラスト”チャンス。高松宮記念(G1)M.デムーロ「飛行機ポーズ」に持っていかれた7年前のすれ違いと、数奇な運命の巡り合わせ
文=浅井宗次郎

「武豊さんにも『思ったより時計が出る』と聞いていました。それくらいスピードの乗りがいい馬なんでしょう」
26日、週末の高松宮記念(G1)に向け、レシステンシア(牝4歳、栗東・松下武士厩舎)との初コンタクトを取った浜中俊騎手は充実した手応えを語った。
まさに僥倖のビッグチャンス到来だ。騎乗予定だった武豊騎手の負傷離脱は悔やまれるが、1年以上もG1はおろか重賞制覇からも遠ざかっている浜中騎手にとって、前哨戦の阪急杯(G3)を勝った最有力馬とのコンビ結成は、存在感をアピールする絶好の機会に違いない。
ただ、そんな絶好機が「高松宮記念」でやってきたことは、浜中騎手にとって運命めいたものがあると述べざるを得ない。
今から7年前の2014年。高松宮記念を制したのは、M.デムーロ騎手のコパノリチャードだった。ゴール後に感極まったデムーロ騎手が馬上で大きく両手を広げる、いわゆる「飛行機ポーズ」を決めてJRAから過怠金10万円の罰則を受けた、あのレースだ。
ただ、本来であればコパノリチャードは浜中騎手が騎乗する予定だったことは、実はあまり知られていない。
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