JRA 大阪杯(G1)コントレイルに「頭なし」雨で気になる「アレ」が明暗を分ける!? 無印の該当馬激走にシャレにならない展開も?

4日、阪神競馬場で行われる大阪杯(G1)を今週は予想していく。
まず、今回1番人気となりそうなのが、昨年の三冠馬コントレイル。空前絶後の好メンバーといわれた昨年のジャパンC(G1)でも、アーモンドアイの2着と好走した馬だ。
確かにレベルが高かったことは認めざるを得ない部分はあるが、現役馬の中で飛び抜けて強いのかとなると疑問符が付く部分もある。
というのも、このレースで2着だったコントレイルから5着のグローリーヴェイズは0.1秒差。キセキが1000m通過57.9秒というハイペースで逃げたことからも、先行馬に厳しいレースだったと考えられるからだ。
コントレイルはジャパンCで9番手から差して2着。しかし、勝利したアーモンドアイも含め、カレンブーケドールやグローリーヴェイズという古馬勢は、それよりも前で競馬しながらも僅差でゴールしているのである。
つまり、展開次第ではカレンブーケドールやグローリーヴェイズに逆転を許す可能性もあったのではないかと考えてしまうのだ。
これら2頭が出ていたとしても、これほどの人気にはならないだろう。やはり、過剰人気といわざるを得ないのではないだろうか。

「◎」は、12番グランアレグリア。
ジャパンCでコントレイルを破ったアーモンドアイを、昨年の安田記念(G1)で一蹴。マイル戦ではあったものの、アーモンドアイを負かしたスピードは現役屈指といえるだろう。
陣営は「稽古でも力む面が解消されていますし、自分のリズムを守って走れているので、距離に関しては問題ないと思います。年齢とキャリアを重ねながら操縦性も上がっていますね」と話しており、初の2000mでも問題はなさそう。
前走のマイルCS(G1)ではサリオスに0.4秒先着しており、結果として現4歳勢との力差を見せつけている。
内回り2000mであれば外枠でも無理なくいい位置が取れると見て、素直に本命を打つ。
「○」は、2番サリオス。
こちらは前走からの距離延長で、ある程度の先行を期待。コントレイルには過去2回敗れているが、皐月賞(G1)では0.1秒差と僅差であったことを考えても逆転もあり得るのではないだろうか。
陣営も「予定通りの調整ができましたし、心肺機能も高まってきました。手前の切り替えにまだ改善の余地を残しますが、それでも以前よりはスムーズです」と成長をアピール。「この馬のキャリアの中でも一番調整はいいので、能力を発揮できればこの相手関係に入っても十分通用するのではないでしょうか」と仕上がりにも自信を見せており、逆転も見込んだ2番手とした。
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
関連記事

JRA 大阪杯(G1)グランアレグリア、サリオスに「1着」なし!? 実質コントレイル「1強」三つ巴も2頭に迫る不吉なデータ

JRA サリオス大阪杯(G1)は、まさかの「叩き台」!? コントレイル&グランアレグリアのリベンジマッチも「春の大目標」はあのレース

JRA 大阪杯(G1)コントレイルVSグランアレグリアを一刀両断!? 9番人気「◎」アルアイン1着の神予想から2年……競馬女王・桃井はるこの大本命とは

JRA「驚異の3着以内率44%」大阪杯(G1)コントレイル、グランアレグリア、サリオス「一角崩し」は幸運の枠から!? 3月「重賞2勝」の好調ジョッキーが波乱を担う

JRAデアリングタクトも「回避」大阪杯(G1)優先出走権付与も問われる金鯱賞(G2)の存在意義。ギベオン回避で、まさかの勝ち馬「3年連続」本番出走なし
















