
JRA 大阪杯(G1)コントレイルに「頭なし」雨で気になる「アレ」が明暗を分ける!? 無印の該当馬激走にシャレにならない展開も?
「▲」は、5番ペルシアンナイト。
「跳びが綺麗な馬なので、前走の敗因は馬場に尽きますね。決して力負けではありませんよ。何とか良馬場で走らせたいですね」と馬場を気にする陣営。確かに、これまでの成績を見ても良馬場以外での成績は思わしくない。
日曜日の天気も雨予報となっており難しいところではあるが、先週の土曜日に毎日杯(G3)でレコードが出た馬場状態。中京の重馬場とは違うとみて穴で狙ってみたい。
陣営も「もともと叩き良化型っていうタイプですし、使っての良化は顕著です。いい状態で本番を迎えられると思います」と状態は上々。3年前ではあるが大阪杯で2着となった実績があり、昨年の大阪杯勝ち馬ラッキーライラックに札幌記念(G2)で先着しているように衰えはそれほどないはずだ。
現7歳世代はレベルも高いとみており、その中でも実績のあるペルシアンナイトに一角崩しを期待したい。
「△」は、7番コントレイル。
こちらは、人気し過ぎの感があるものの、能力的には外せない1頭だろう。
陣営は「今まではクラシックを意識した調整で、前進気勢を強めないよう慎重なやり方でしたが、今回は強度を少し上げています。体重も増えて、それに比例して筋肉量も増えていますね。稽古でも楽に時計が出ますし、完成の域に入ってきました。条件もベストに近いと思うので、勝ってほしいですね」と力強いコメント。ただ、皐月賞で稍重はこなしているものの、馬体が小さくどうしても馬場状態が気になる。
強いのは認めつつも、頭なしの押さえまでとした。
なお、人気しそうなところでは、8番レイパパレを「消し」とした。
やはり5戦無敗とはいえ、前走で負かした相手がブラヴァス。能力的にいきなりG1で通用するとは思えず、バッサリと切った。
以上を踏まえ、印は以下の通り。
◎12番グランアレグリア
○2番サリオス
▲5番ペルシアンナイト
△7番コントレイル
馬券は三連単で勝負。保険としてワイドも押さえておく。
三連単 フォーメーション
◎○→◎○→▲△ 4点
◎○→▲△→◎○ 4点
ワイド 流し
▲-◎○ 2点
印上位2頭を本線に、ロスなく立ち回った際のペルシアンナイトに期待。ワイドは上位人気馬では配当がつかないので、ペルシアンナイトからグランアレグリア、サリオスへの2点とした。
考えてみれば、上位3頭「◎○▲」は前走500kg越えの大型馬。唯一、スピードが足りないと見て外した大型馬・9番クレッシェンドラヴが走ったらシャレにならないが、結果はいかに……。
(文=宍戸ハレ)
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
JRA 大阪杯(G1)グランアレグリア、サリオスに「1着」なし!? 実質コントレイル「1強」三つ巴も2頭に迫る不吉なデータ
JRA サリオス大阪杯(G1)は、まさかの「叩き台」!? コントレイル&グランアレグリアのリベンジマッチも「春の大目標」はあのレース
JRA 大阪杯(G1)コントレイルVSグランアレグリアを一刀両断!? 9番人気「◎」アルアイン1着の神予想から2年……競馬女王・桃井はるこの大本命とは
JRA「驚異の3着以内率44%」大阪杯(G1)コントレイル、グランアレグリア、サリオス「一角崩し」は幸運の枠から!? 3月「重賞2勝」の好調ジョッキーが波乱を担う
JRAデアリングタクトも「回避」大阪杯(G1)優先出走権付与も問われる金鯱賞(G2)の存在意義。ギベオン回避で、まさかの勝ち馬「3年連続」本番出走なし