GJ > 競馬ニュース > レイパパレ歴史的圧勝劇の「前兆」とは  > 2ページ目
NEW

JRA大阪杯(G1)川田将雅を決心させた「8馬身差ぶっちぎり」レース!? レイパパレ歴史的圧勝劇の確かにあった「前兆」とは

【この記事のキーワード】, ,

「阪神9Rの明石特別(2勝クラス)ですね。大阪杯の約1時間前に同じ芝2000mで行われたレースですが、ハナに立った4番人気のニホンピロスクーロが最後の直線で逆に後続を突き放して、結局8馬身差の圧勝。(競馬記者)

また、阪神10R・淀屋橋S(3勝クラス、芝1200m)でも、逃げたサウンドカナロアが前半600mを33.7秒と暴走気味に逃げ、後半600mが36.5秒とバタバタになったにもかかわらず2着に好走。逃げ馬にとって、非常に有利な馬場コンディションになっていたことは間違いないと思います」(競馬記者)

 これを敏感に感じ取っていたと思われるのが、まさに川田騎手だった。

 前走の京都記念(G2)で逃げたハッピーグリンに対して、前走のレイパパレは2番手からの競馬。戦前はこの2頭のハナ争いになると予想されていたが、川田騎手はレース前から「馬場的にも、周りの馬的にも、今日はスムーズにハナまで行ってしまおう」と決意を固めていたという。結果的には、この決断が最大の勝因だったといえるだろう。

 それは勝利騎手インタビューでの「やはりこういう馬場なので、伸びてくるのは難しい」という言葉からも伝わってくる。コントレイル、グランアレグリア、サリオスを相手に4馬身差の圧勝劇を飾ったのは、綿密に計算された川田騎手の作戦が完璧にハマった結果に違いない。

「この後、この馬が背負っていくものは極端に大きくなりました。それに見合う走りを今後もできるように一戦、一戦しっかり走っていきたいと思います」

 最後にそうレイパパレの今後に期待を寄せた川田騎手は、これで先週の高松宮記念(G1)に続くG1・2連勝。冴えわたる日本人騎手のエースが、春のG1戦線の主役に躍り出た。

JRA大阪杯(G1)川田将雅を決心させた「8馬身差ぶっちぎり」レース!? レイパパレ歴史的圧勝劇の確かにあった「前兆」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「35回目挑戦」で初のコンビ継続! シンボリクリスエスとも意外な接点…「連対率100%」はシュガークンに追い風か
  2. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
  3. 悲願の舞台で「30連敗」戸崎圭太の夢叶うか?ステレンボッシュ、ジャスティンミラノと挑むオークスとダービー…「シルバーコレクター返上」に絶好チャンス
  4. JRAジャパンC(G1)ヨシオ「冷やかし出走」疑惑に西山茂行オーナー反論! 「何言っているんだ」最強馬決定戦の“珍客”に隠された陣営の思い
  5. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  6. ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
  7. JRAジャパンC(G1)「史上最高」アーモンドアイ参戦もまさかの低レベル!? コントレイル、デアリングタクトでもない…… 下馬評1番人気はあの馬
  8. 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
  9. 大物外国人騎手の来日でエージェントの「怪しい動き」も活発!? 好調ルーキーの裏でJRAから事情聴取も…関係者が「グレーゾーン」と危惧する行為の舞台裏
  10. 「東京2400mで買うべき馬」これぞダービージョッキーの金言!オークス&日本ダービーのヒントが満載!ステレンボッシュ、ジャスティンミラノを上回る期待馬がいる!