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JRA ダノンザキッド「皐月賞の呪い」でまた勝てない!? 6年前の最強世代も陥った継続中の「ジンクス」…とは

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 牡馬クラシック第1弾の皐月賞(G1)が18日、中山競馬場で行われる。注目の1頭が、昨年のホープフルS(G1)を制したダノンザキッド(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎)だ。始動戦となった先月の弥生賞(G2)では、単勝1.3倍の断然人気を裏切り3着に敗れたが、ひと叩きされた効果で巻き返しが期待される。

 ダノンザキッドといえば、ダノックスの所有馬で、いわゆる「ダノン軍団」の一員。実業家の野田順弘氏が率いるダノックスは、これまで所有馬7頭がG1を勝つなど、大物馬主の一人として知られる。昨年12月にはダノンスマッシュが香港スプリント(G1)を勝ち、海外のビッグタイトルも手中に収めた。

 ダノン軍団の特徴の一つが2歳戦から活躍する馬が多いことだ。ダノンザキッド以外にもダノンプラチナ、ダノンプレミアム、そしてダノンファンタジーが2歳G1を制するなど、とにかく早い時期から重賞戦線を賑わせているイメージが強い。

 ただし、肝心の3歳クラシックでは通算16戦して「0-1-2-13」と未勝利。クラシック制覇に最も近づいたのは、2019年の日本ダービー(G1)。ダノンキングリーが2着に入ったのが過去最高着順となっている。

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 その1年前の18年には、前年の朝日杯FS(G1)を勝ち、弥生賞(G2)も完勝したダノンプレミアムがクラシックの有力候補と目されていたが、皐月賞を挫石の影響で回避。ダービーで1番人気に支持されたが、6着に敗れた。

「前哨戦には強いが、なかなかG1を勝てない」……。ダノン軍団には、いつしかそんな“呪い”ともいえるジンクスが付きまとうようになった。そんななか、先月の高松宮記念(G1)では、ダノンスマッシュが見事に国内G1初制覇を飾り、勝利のタスキをダノンザキッドにつなごうとしている。

 “ダノンの呪い”とは別の次元ではあるが、実は皐月賞にもある“ジンクス”が存在する。それが「1月生まれの馬は皐月賞を勝てない」というものだ。

 1984年にグレード制が導入されて以降、1月生まれの馬は皐月賞で「0-2-2-17」。それ以前の皐月賞馬の中には誕生日不明の馬も存在するが、当時は3~5月生まれの馬がほとんど。2月生まれの馬すらほとんどいない時代だったため、1月生まれの皐月賞馬は存在していないとみられる。

 近年は種付け時期が早まり、1月生まれの馬も増加傾向。それでも3~4月生まれに比べるとその数は少ない。今年出走を予定している16頭を見ても、1月生まれはダノンザキッドだけだ。

 1月生まれの馬が増えたここ数年。このジンクスが破られる機会は何度もあった。

 5年前の16年には、当時“最強世代”と言われた3強(サトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキ)が皐月賞で1~3番人気に支持された。いずれも1月生まれだったが、先頭でゴールを駆け抜けたのは3月生まれのディーマジェスティだった。その後も、18年には2番人気ステルヴィオが4着、昨年は3番人気サリオスが2着とジンクスを打破できないままになっている。

 同じ牡馬クラシックでも日本ダービー(マカヒキ、ロジャーバローズ)と菊花賞(サトノダイヤモンド、フィエールマン)では、それぞれ2頭ずつ1月生まれの馬が勝っており、皐月賞を勝つのも時間の問題といえるところまで来ている。

 ダノンザキッドは1月生まれのジンクスを覆し、クラシック1冠目を制することはできるか。

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