GJ > 競馬ニュース > 後年語り継がれる「芦毛頂上決戦」  > 2ページ目
NEW

JRA タマモクロスVSオグリキャップ後年語り継がれる「芦毛頂上決戦」と父の悲願を成し遂げた天皇賞制覇・史上初春秋連覇の偉業

【この記事のキーワード】, ,

 オグリキャップはここまで重賞6連勝と怒濤の勢いで、前々走の高松宮杯(G2・現高松宮記念)と毎日王冠(G2)で古馬を圧倒し、天皇賞に駒を進めてきた。クラシックに出走できない地方出身馬オグリにとって、最大の目標がこの天皇賞・秋だったのだ。

 1番人気はオグリキャップで2.1倍、人気を譲ったタマモクロスは僅差の2番人気で2.6倍と評価は拮抗していた。3番人気のダイナアクトレスが7.7倍だったことで、この2頭が抜けた存在だと見られていたことがわかる。

 スタートが切られると、タマモクロスは2番手につける積極策を採る。一方のオグリキャップは中団から前をうかがうレースに徹した。逃げたレジェンドテイオーを直線で交わすとタマモクロスは先頭に立つ。追い込んでくるオグリキャップを待ち構えるように追い出すと、直線では2頭の一騎打ちに。だが、オグリは追ってもタマモクロスに届かず、1馬身1/4差でタマモクロスが勝利した。

 この勝利の意味するところは大きく、日本競馬史上最強馬と謳われたシンボリルドルフすら達成できなかった史上初の天皇賞春秋連覇と、3冠牝馬メジロラモーヌ、オグリキャップに並ぶ重賞6連勝をマークしたのだった。

 オグリキャップとタマモクロスはこのあとジャパンC(G1)に出走。タマモクロスは堂々の1番人気に推されたが、伏兵ペイザバトラーの強襲に屈して2着、オグリは3着とここでもタマモクロスを超えられなかった。

 タマモクロスは有終の美を飾るべく有馬記念(G1)を引退レースに定め、オグリキャップもここに出走。「芦毛頂上対決」の最終章が幕を開ける。

 1番人気はタマモクロス、続く2番人気にオグリキャップが推された。オグリキャップは前走まで河内洋騎手(現調教師)が主戦を務めていたが、陣営はテン乗りで岡部幸雄騎手を指名し、必勝の構えを見せていた。

 レースでは、タマモクロスは再び最後方からの競馬。オグリキャップは中団好位につけて先頭をうかがうが、4コーナーで両馬が順位を上げていくとそのまま直線へ。直線では2頭の激しい叩き合いになったが、今度はタマモクロスが半馬身及ばず、オグリキャップが勝利をもぎとった。芦毛対決に決着をつけ、伝説の5歳(現4歳)シーズンを迎えるのだった。

 天皇賞を連覇したタマモクロスと芦毛の怪物・オグリキャップは史実と同じく『ウマ娘』でも仲良く張り合う関係が描かれている。

JRA タマモクロスVSオグリキャップ後年語り継がれる「芦毛頂上決戦」と父の悲願を成し遂げた天皇賞制覇・史上初春秋連覇の偉業のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「次はオレ?」若手騎手は戦々恐々か……。無念の「早期引退」ボーダーラインは“6年目超えても100勝未満”
  2. 武豊騎手が「異常馬場」に怒り!? JRAの主張と食い違う騎手の主張「高速馬場=故障しやすい」は錯覚なのか
  3. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
  4. JRA・D.レーン騎手に「謎」の通訳? 宝塚記念(G1)勝利騎手インタビューで「主役級」存在感……通訳なのに”日本語崩壊”の理由?
  5. 安藤勝己氏がキタサンブラックの後続「金縛り」の黒い指摘……有馬記念「鮮やか過ぎる勝利」の”要因”はそこかしこに
  6. 【射殺事件】か……ゴールドシップにも危険が及ぶ!? 競走馬「銃撃死亡」で深まる謎と恐怖
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. JRA馬券の購入が文字通り「電話投票」だった話、抽選突破が条件…「有料ソフト」で苦労して買っていた時代とは