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JRAも黄金週間でゴールドラッシュ!? 今週の高額万馬券狙いレースは厳選2鞍!

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■日曜の高額万馬券狙いレース

阪神10R
端午S
 このレースは例年京都で行われていたが、改修工事の影響で天皇賞・春とともに阪神で行われる。そして現在8年連続で1番人気が敗退し、過去5年の配当もかなりのもの。

2016年
7→3→11番人気
3連単 220,700円
3連複 35,130円
馬 単 11,300円
馬 連 4,690円

2017年
9→16→4番人気
3連単 2,681,440円
3連複 436,730円
馬 単 296,370円
馬 連 187,440円
枠 連 17,990円
ワイド51,050円、12,460円

2018年
6→9→11番人気
3連単 434,710円
3連複 82,990円
馬 単 26,780円
馬 連 12,770円

2019年
7→5→8番人気
3連単 163,820円
3連複 23,220円
馬 単 11,270円
馬 連 5,260円

2020年
3→6→12番人気
3連単 141,150円
3連複 35,980円
馬 単 7,120円
馬 連 3,940円

 過去5年の3連単は最低でも14万馬券、最高は268万馬券というインパクト。この5年で1~2番人気はすべて6着以下、10頭中5頭が2桁着順という荒れっぷり。まさしく天皇賞・春の資金稼ぎに最適な高額万馬券狙いレースといえよう。じっくり傾向を検証して穴馬を見つけたい。

 過去5年で、5番人気以下で馬券に絡んだ12頭を見てみると、当初は関東馬の激走が見られたが、ここ3年はすべて関西馬が上位を独占している。激走馬12頭中10頭が関西馬という傾向からも、狙いの中心は関西馬でいいだろう。さらに激走に必要な条件は以下の通り。

・2勝もしくは重賞で2着の実績
・牡馬
・1200~1400mで勝利
・馬体重は440kg以上
・前走は3~4月に出走
・減量騎手ではない騎手が騎乗

 この傾向を踏まえると残るのは

フルヴォート
ショウナンバサロ
ワーズワース

 の3頭だが、フルヴォートとワーズワースは川田将雅騎手と武豊騎手の騎乗で人気が想定される。ここは人気のない「ショウナンバサロ」が狙いだ。初勝利から2連勝でオープン入りを果たしたが、前走の中京で行われた昇竜Sは後方からの競馬で力を出せず。得意の右回りに変わって激走を期待したい。

◎ショウナンバサロ

相手
フルヴォート
ワーズワース
ゲンパチフォルツァ
ペプチドサンライズ
スマッシャー
デュアリスト

 以上、今週の高額万馬券狙いレースを紹介したが、いずれも波乱必至の難解なレースだ。ゴールデンウィークで“黄金”を手にするためにも、ぜひ参考にしていただければと思う。

(文=仙谷コウタ)

<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

 

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