GJ > 競馬ニュース > ヴィブロスが福永祐一騎手を伴いドバイ遠征!  > 2ページ目
NEW

ヴィブロスが福永祐一騎手を伴いドバイ遠征! 昨年の「屈辱」を晴らすことはできるのか!?

【この記事のキーワード】, ,

 デビュー戦からリアルスティールに騎乗していた福永騎手だったが、なかなか勝ち星に恵まれず、またライバルのドゥラメンテにも直接対決で惨敗。そして、世代最強の一角として目されていたリアルスティールが結果を出せない理由として「騎手に問題がある」と見る者まで出てきてしまう。一口馬主であるサンデーレーシングが所有するリアルスティールには複数の馬主に権利がある。海外遠征ではとにかく勝利が求められるため騎手変更の声が大きくなり、非情な決断を下すことになったのかもしれない。

 その後、ムーア騎手を鞍上に乗せたリアルスティールはドバイターフを制した。馬主たちにとっては万々歳だっただろうが、ドバイに行けなかった福永騎手にとっては鬱積した気持ちもあったのだろう。その翌日の高松宮記念をビッグアーサーでレコード勝ちした福永騎手は、レース後のインタビューで「リアルスティールが勝ち、落ち込んでいたが元気をもらった」とこぼしてしまう。このコメントには「負けろと思っていたのか?」という批判が相次いだ。

 しかし、やはり騎手である以上乗っていた馬を勝たせることができなかった悔しさがあるのは当然だ。そして騎手変更後にその馬が勝つ姿を見てしまうと抑えきれないものもあるだろう。福永騎手の本音が本人も思いがけず、出てしまったと見るべきだ。今年のヴィブロスのドバイターフ参戦は、福永騎手にとっては昨年の雪辱を期すためにはもってこいのレースとなるのは間違いない。

 世代最強であることを証明するため、また昨年受けた雪辱を晴らすため、負けられないコンビはどのような競馬を見せてくれるのか。まずは中山記念でリアルスティールを破り、勢いに乗りたいところだ。コンビにとって最良の結果が出ることを期待したい。

ヴィブロスが福永祐一騎手を伴いドバイ遠征! 昨年の「屈辱」を晴らすことはできるのか!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  10. 川田将雅「鬼イジリ」で大物調教師がまさかの退席!?「有馬記念枠順確定」に横山典弘もC.ルメールも満面の笑み