
JRA 5年ぶりの女性騎手から「脱水状態」で騎乗停止騒ぎのアノ騎手まで…2021新人ジョッキー上半期の“通信簿”を大発表!
永島まなみ騎手(栗東・高橋康之厩舎所属)
精神面:4
藤田菜七子騎手以来、5年ぶりに誕生した女性ジョッキーのひとり。注目を浴びたデビュー直後は、何かと古川奈穂騎手と比べられることも多かったはず。古川奈騎手の休業後もひとり懸命に奮闘している点は、最大級の評価をしたい。
技術面:3
4勝のうち2勝は逃げ切り勝ち。彼女の武器は、減量特典を活かした、逃げ・先行の騎乗スタイルだ。女性騎手のメリットを活かした積極的な騎乗技術を磨けば、まだまだ勝ち星は増えそう。
体力面:4
ここまでの乗鞍は、2人の男性騎手を超える158鞍。北海道滞在とはいえ、酷暑の夏競馬のタフな環境を乗り切ることができるか。まずはこの夏を“完走”してほしい。
古川奈穂騎手(栗東・矢作芳人厩舎所属)
精神面:5
デビュー直後から活躍をみせ、一躍“時の人”になった古川奈騎手。しかし現在はご存知のとおり、左肩の治療などで戦線離脱中だ。
原因の左肩には、どうやら“脱臼グセ”があったという。当時を振り返ると、レース中に肩の関節が外れて、走行中に関節を嵌め直したようにみえる騎乗シーンを見かけた。精神面でいえば、男性騎手顔負けのガッツは評価したい。
技術面:3
デビュー後に達成した4週連続勝利は、いくら有力馬に騎乗したとはいえ、なかなかできないこと。技術面でもポテンシャルを秘めているだけに、さらなる成長を期待。
体力面:2
騎手にとって「脱臼グセ」は致命傷。リハビリ中はケガに負けない体作りを目標に、ひとまわりパワーアップしてターフに戻ってきてほしい。
リハビリ中の古川奈穂騎手を含めて、過酷な暑さが続く夏競馬で「心・技・体」の研鑽に励む新人ジョッキー8人衆。ここまでを振り返ると、総じてハイレベルな結果と印象を残している。数年後には“黄金世代”と呼ばれているかもしれない逸材揃いだ。
夏競馬を終えて、それぞれがどんな成長を遂げて秋競馬に戻ってくるのだろうか。新人8人の行方を、引き続き見守っていきたい。(文=鈴木TKO)
<著者プロフィール>
野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。
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