GJ > 競馬ニュース > 札幌記念 Aコース使用で浮上する「◎」とは  > 2ページ目
NEW

JRA 川田将雅ラヴズオンリーユーは「消し」! 札幌記念(G2)異例のAコース使用で浮上する激熱「◎」とは

【この記事のキーワード】, ,

JRA 川田将雅ラヴズオンリーユーは「消し」! 札幌記念(G2)での勝負気配は「段違い」!? Aコース使用で浮上する「◎」とはの画像2

「◎」は、5番トーラスジェミニ。

 前走は、七夕賞(G3)で悲願の重賞初制覇。サマー2000シリーズ優勝に向けても、札幌記念は重要な1戦となる。

 陣営は「近走を見てもわかるように番手でも競馬はできますが、何も行かなければ逃げてもいいと思っています。状態は勝った前走よりもいいくらいですし、ここでも互角に戦えるのでは」と色気十分。コメントから、今の充実度が窺い知れる。

 七夕賞もそうだが2走前の安田記念(G1)が優秀で、好メンバー揃う舞台で勝ち馬ダノンキングリーから0.4秒差の5着。サマー2000シリーズの優勝も懸かっているだけに、他馬とは勝負気配も段違いだろう。

 昨年の札幌記念では、逃げて直線失速。ただ、冒頭でも述べたように今年は例年と異なるはず……。1年越しのリベンジに期待したいところだ。

JRA 川田将雅ラヴズオンリーユーは「消し」! 札幌記念(G2)での勝負気配は「段違い」!? Aコース使用で浮上する「◎」とはの画像3
ソダシ 撮影:Ruriko.I

「○」は、13番ソダシ。

 こちらは昨年の桜花賞馬で、マイルのG1を制していることからもスピードは言わずもがな。オークス(G1)以来となる状態面だが「元気一杯ですし、仕上がりに関しては文句なし」と関係者は話す。

 オークスでは8着と初の黒星となったソダシだが、桜花賞からの800m延長が響いた印象。関係者が「距離もありましたが、掛かってしまいましたからね」と話すように、スムーズとは言えない競馬だった。

 今回は、オークスから距離が400m短縮。3歳牝馬で斤量が52kgと有利なだけに、折り合えれば好勝負は必至だろう。

「▲」は、2番サトノセシル。

 3勝馬ながらも、前走は初の重賞挑戦で3着と健闘。テルツェット、マジックキャッスルらの重賞勝ち馬に食らいついた。

 陣営は「状態も引き続き安定していますし、レースぶりに良化の余地も残しています。洋芝の小回りはベストの条件ですし、メンバー強化のここでも好レースを期待していますよ」と話しており、格下ながらも臆するところはない。

 近4戦で逃げる競馬を2度経験しているが、前走は差しに回る競馬。今回は内枠でメンバー唯一の距離延長馬となるだけに、インの好位がキープできそう。

 鞍上もリーディングトップのC.ルメール騎手に乗り替わり、今の充実ぶりなら勝負になると見た。

「△」は、1番ステイフーリッシュ、6番バイオスパークの2頭。

 ステイフーリッシュは、今年の京都記念(G2)でラヴズオンリーユー、昨年のAJCC(G2)でブラストワンピースと、G1勝ち馬に対し0.2秒差まで食い下がった。ともに相手より前で競馬した結果であり、これがアドバンテージとならないだろうか。

 陣営は「リングハミに換えて乗りやすくなってきました」と馬具の効果を実感しているようで、もうひと踏ん張りに期待したい。

 バイオスパークは、前走の函館記念(G3)で差し届く流れを先行し、57kgの斤量を背負いながらも3着と好走。今回は相手も強いが、非常に中身が濃かっただけに、警戒しときたいところだ。

JRA 川田将雅ラヴズオンリーユーは「消し」! 札幌記念(G2)異例のAコース使用で浮上する激熱「◎」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  2. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  3. 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
  4. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  5. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  6. 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
  7. 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  10. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に