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2021.08.25 07:00
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JRA 新人トップの若手騎手が最終レースで「謎」のガッツポーズ! 初騎乗初勝利でもしなかった「パフォーマンス」を行った真意とは?
文=寺沢アリマ
![JRA 新人トップの若手騎手が最終レースで「謎」のガッツポーズ! 初騎乗初勝利でもしなかった「パフォーマンス」を行った真意とは?の画像1](/wp-content/uploads/2021/06/Ruriko.I_20210606_naganotakezou_12.jpeg)
24日から東京パラリンピックが開催される。オリンピックと並ぶスポーツの祭典だけあって、メダルを獲得した選手がガッツポーズで喜びを表現するシーンも見られるだろう。
もちろん、競馬でもG1などの大レースで、時折ジョッキーがガッツポーズをする光景は珍しくない。
22日の新潟競馬12R・3歳上1勝クラス(ダート1800m)では、平場のレースにも関わらず同様のシーンがあった。いわゆる最終レースに過ぎず、重賞ですらない。あえての“ガッツポーズ”には、どのような意味があったのだろうか。
当事者となったのは、今年デビューしたばかりの新人・永野猛蔵騎手だ。
同騎手は、このレースで自身が所属する伊藤圭三厩舎のエターナルボンド(牡4歳、美浦・伊藤圭三厩舎)へ騎乗。5番人気の伏兵で、見事に勝利を挙げて有終の美を飾った。今年デビューした新人騎手の中でも、最多の勝ち星を挙げている注目の若手騎手だ。最終レースでの活躍から、「最終のタケゾー」というニックネームも浸透しつつある。
15頭立てのレース。五分のスタートを切ったエターナルボンドは、前から10番手の中団でレースを進める。
「気合をつけて流れに乗れれば」
戦前にそう語っていた伊藤圭師の思惑通り、永野騎手は1000mを通過した辺りで手綱を動かした。エターナルボンドは乗り手の合図に応え、徐々に加速して進出を開始する。
後方から捲っていったエターナルボンドは、4コーナーで5番手まで浮上。ラストの直線に入っても、脚色は衰えない。最後までしぶとく伸びて、1着を勝ち取った。
どうやら、ここに先述したガッツポーズの真相があるようだ。
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