真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.08.25 07:00
JRA 新人トップの若手騎手が最終レースで「謎」のガッツポーズ! 初騎乗初勝利でもしなかった「パフォーマンス」を行った真意とは?
文=寺沢アリマ
実際、永野騎手がゴール後にパフォーマンスをすることは珍しい。永野騎手にしては珍しいガッツポーズをした真意が気になるところだが、こちらについてはレース後に興味深いコメントを発している。
「調教を毎日つけていた馬。トモが良くないので一生懸命に動かしていましたが、それが実戦につながってくれたと思います。勝てて本当に良かったです」
永野騎手がエターナルボンドの最終追い切りに騎乗したのは、今回を含め3度目。ただ、1度目と2度目の鞍上は、残念ながら美浦の先輩である田辺裕信騎手であり、永野騎手ではなかった。
田辺騎手とのコンビで15着に敗れた前走から約2ヶ月後。常日頃、調教で乗ってきた馬にやっと永野騎手がレースで乗れる日が到来した。
永野騎手は、これまで行ってきたことが間違っていないことを証明したい気持ちで一杯だったはずだ。その思いが、デビュー初騎乗初勝利のときにさえ、見せなかったガッツポーズに込められていたのではないだろうか。
(文=寺沢アリマ)
<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA新人王有力候補が「シルク」「サンデー」と急接近!? 絶対王者ノーザンファームも注目するルーキーが今週も大人気!
JRA「爆跳ね」条件がライバルとの熾烈なデッドヒートを後押し! デビュー4カ月の難産、関東期待のニューホープがついに「未勝利」コンプレックス払拭
JRA 5年ぶりの女性騎手から「脱水状態」で騎乗停止騒ぎのアノ騎手まで…2021新人ジョッキー上半期の“通信簿”を大発表!
JRA 「31戦未勝利」永島まなみ札幌でスランプ突入!? 同期の好調と明暗分かれる、 増沢由貴子以来、24年ぶり快挙達成は「女の武器」がカギ?
JRA異色の「大トリ新人騎手」が武豊・ルメールを超える大爆発!? 驚異の勝率25%で通算全12勝中5勝……競馬ファン大注目の「最終のタケゾー」とは