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JRA池添謙一「代打成功」でも補欠扱いにサヨナラのチャンス! 武豊不在で舞い込んだメイケイエールの依頼、現役屈指の職人がレギュラーゲットに求められる条件

 ルメール騎手のアーモンドアイを負かす大金星を挙げた安田記念。戦前、グランアレグリアを管理する藤沢和雄調教師から「アーモンドアイを負かすつもりがないのなら、乗せないから」と発破をかけられていた。

 意気揚々と引き揚げてきた池添騎手と藤沢師が熱い握手を交わすシーンも見られた。コンビを組んだきっかけは代打でも、最高の結果を出したならコンビ続行もあるのではないか?池添騎手の脳裏には、そんな想いも過ったはずだ。

 しかし、待ち受けていたのはスプリンターズSでルメール騎手と復縁という悲報だった。 “代打”とはいえ結果を出したにもかかわらず、乗り替わった事実に納得できなかったファンもいたようで、ネットの掲示板やSNSで、池添騎手の続投を望む声も多かった。

 そして今回、代打を任されたメイケイエールは、もしかしたらこれまで以上に難しい相手かもしれない。

 だが、名手と言われた武豊騎手や横山典弘騎手も悩ませた「暴走娘」を、池添騎手が、テン乗りで乗りこなして見せれば、コンビ続行に大きなアピールとなることは間違いない。

「能力は素晴らしいものがあると思う」

 絶好のチャンスが舞い込んだパートナーを評し、手応えを感じているコメントを出した池添騎手。 “主戦”騎手となるためにも、大一番に向けて、一際気合が入っているのではないだろうか。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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