真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.14 09:49
2017年クラシックに「ハーツクライ時代」到来!宿敵ディープインパクトを破り、春のクラシックに「魂の叫び」が響き渡るか
編集部
また、ハーツクライが種牡馬として徐々にその地位を確立していく一方、14年には1800mのドバイデューティフリーを圧勝し「世界No.1」の評価を受けたジャスタウェイが登場。1番人気で安田記念(G1)も連勝し、スタミナタイプと思われていたハーツクライのイメージを覆した。
この背景には、産まれてからデビューするまで幼駒の馴致を行う生産者側の技術の向上があるという。
「リスグラシュー、アドマイヤミヤビ、スワーヴリチャードなど、本来晩成スタミナタイプだったハーツクライ産駒でこれだけ早く、しかも短い距離で結果を残している産駒の多くは、世界最高峰の育成施設を誇るノーザンファームの出身です。
ジャスタウェイも社台グループ白老ファームの出身ですし、種牡馬として何年も実績を残してきたハーツクライ産駒の『欠点』を補う方法が、社台グループを始めとした生産者の方々のノウハウとして確立されつつあるのではないでしょうか」(同)
実際に、ハーツクライとは逆に「3000m以上で結果が出せない」といわれてきたディープインパクト産駒も、昨年の菊花賞(G1)でサトノダイヤモンドが”汚名”を返上。他にも苦手とされてきた中山の皐月賞(G1)をディーマジェスティが勝つなど、より「万能」な存在に向かって確実に進化を遂げている。
つまり育成側の尽力によって、ディープインパクト産駒が足りなかった「パワー」や「スタミナ」を補ってきたことと同時に、ハーツクライ産駒も「スピード」や「仕上がりの早さ」といった弱点を解消しつつあるということだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!