真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.22 07:05

大阪杯の覇者アンビシャスが今年も中山記念(G2)から始動!王者ドゥラメンテに迫り強烈なインパクトを残した昨年とは異なる「環境」と「事情」
編集部
管理する音無調教師が「去年はどこかで賞金を加算しなくてはと思っていた」と話すように、昨年のアンビシャスはすでにプリンシパルS(OP)とラジオNIKKEI賞勝ちの賞金を持っていたが、春の大目標としていた宝塚記念(G1)の前には賞金が半額になる明け4歳馬。本番で除外を食わないためにも、中山記念か大阪杯で賞金を上積みしておく必要があった。
結果的にアンビシャスは数多のG1馬を下して見事賞金の加算に成功したのだが、裏を返せば「それだけ仕上がっていた」ということだ。
結局、目標の宝塚記念は3番人気に推されたものの16着というあまりにも不甲斐ない大敗を喫することになるのだが、敗因は距離や馬場だけでなく、そういった「事情」の反動があった可能性もある。
そういった点で、今年は大きく「事情」が異なる。まず、賞金面での心配がないため、ここできっちり仕上げる必要性が薄いこと。その一方で大阪杯がG1に昇格したことで、目標までの期間が大きく迫ったことだ。
その中でアンビシャス陣営がどういった方針を打ち出すのか注目されたが、今回の中山記念について音無調教師は『日刊スポーツ』の取材に「今回はソフトな仕上げ」と答えている。つまりその”裏”には、陣営が大阪杯はもちろんのこと、安田記念や宝塚記念といった「それ以降の目標」まで睨んでいることがうかがえる。
アンビシャスは馬体重に大きな変動があるタイプではなく、休み明けでもきっちりと仕事をする馬ではある。だが、今年の目標はあくまで「G1」。陣営の思いは昨年より、さらに強くなっているはずだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……