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JRA「6馬身差」レコード勝ちはイクイノックス以上!? 「知らなきゃ損」の密かな出世レースに超大物候補が満を持して登場!

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 3歳馬の重賞は、シンザン記念(G3)をマテンロウオリオン、フェアリーS(G3)をライラック、京成杯(G3)をオニャンコポンがそれぞれ優勝。春のクラシックに向けて快調なスタートを決めた。

 だが、重賞レース以外でも出世レースといわれるものは多数存在する。京成杯を制したオニャンコポンが出走していた百日草特別(1勝クラス)もその一つだ。

 そして、今回注目したいのは30日に、東京競馬場で開催される9Rのセントポーリア賞(1勝クラス)である。東京の芝1800mで争われる3歳のレースだが、ちょっとした出世レースとしての側面を持っている。

 古くは1994年オフサイドトラップ、95年ジェニュイン、近年だと2015年ドゥラメンテなどのG1馬を輩出。その他にも複数の重賞勝ち馬が名を連ねている。昨年のクラシック候補として注目を集めたグレートマジシャンもこのレースを勝っていた。

 そんな登竜門的なレースに今年は11頭が登録。なかでも最も大きな注目を集めそうなのが、ウィズグレイス(牝3、美浦・国枝栄厩舎)だろう。

 断然人気に支持された中山のデビュー戦は5着と人気を裏切ったが、2戦目となった東京の未勝利戦(芝2000m)で圧巻のパフォーマンスを披露した。

 1枠1番からスタートすると、コーナーワークで先頭を奪ったウィズグレイス。道中で2番手につけた3着馬からプレッシャーを掛けられたが、先に相手の手応えが怪しくなるほどの独り旅を演出する。最後の直線でも脚色は一向に衰えないまま、1分58秒5という2歳日本レコードで圧勝し、2着馬に6馬身もの大差をつけていた。

「何が凄かったかというと、ラスト1ハロンの12秒8を引いたら、芝1800mを1分45秒7で走ったことになる訳です。これは、古馬も含めて昨年11月に東京で行われた芝1800mでも最速でした。

これは、超大物と評判のイクイノックスが勝利した東京スポーツ杯2歳S(G2)の勝ち時計1分46秒2をさらに0秒5も上回っています。アイルランドT府中牝馬S(G2)のシャドウディーヴァが1分45秒6だったことと比較しても0秒1ですから相当速いです」(競馬記者)

 こうして振り返ってみると、当時まで2歳馬の身で古馬牝馬のG2レース級の勝ち時計に、陣営が驚きを隠せなかったのも当然だろう。

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C.ルメール騎手

 同馬を管理する国枝師と主戦のC.ルメール騎手は、アーモンドアイと同じ組み合わせでもある。鋭い末脚が武器だった最強女王とは異なり、ウィズグレイスは規格外のスピードが武器と対照的ではあるが、父ディープインパクトの牝馬で距離の不安もない。

 新馬戦で敗れたところまで同じとなると、不安よりも期待の方が先走ってしまうほど、大きなスケールの持ち主といえるかもしれない。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

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