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JRAは”浜中俊問題”を機に降着制度を見直すべき。世界一「馬券が売れる国」だからこそファンが納得できる「日本の競馬」に適した独自ルールの再建を

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 2013年より「世界基準に足並みをそろえる」という名目で、大きく変更された現在の降着制度は、変更から4年が経つが未だに何度も大きな議論を呼んでいる。審議ランプに関しても、以前は全着順が対象だったが、現在は掲示板となる5着以内に入線した馬が点灯対象となっており、今回の件は紛れもなく点灯すべきシーンだった。

 特にこのフィリーズレビューは、3着までに桜花賞(G1)への優先出走権が与えられるトライアルだ。

 馬主や関係者にとっても生涯一度の晴れ舞台への切符が懸かった重要なレースであり、1着、2着だけでなく、3着と4着にも大きな意味が生まれる。今回の審議はそういった馬たちが対象になっている。レーヌミノル、ジューヌエコールともにすでに重賞を勝っており、出走権の重要性が薄いことは、あくまで結果論に過ぎない。率直に述べてJRAの運がよかっただけだ。

 また、当然ながら2着馬のレーヌミノルが審議対象になっている以上、馬券を購入しているファンにも大きな影響があったことは述べるまでもない。

 その上で審議のランプを点灯せずに、最終的に公式ホームページ上で結果だけを伝えるやり方は、現地で観戦していたファンを中心に「顧客を蔑ろにしている」といわれても仕方がない。結果的に降着がなくレースが確定し、到達着順通りに払い戻しが行なわれたから問題なしというわけではないはずだ。

 その上で、本件の元凶となっているのは、やはり「不透明」といわれても仕方のない現行の降着制度に他ならない。確かに競馬パート1国として、世界基準を満たすことの重要性は理解できる。だが、競馬に限らず他の多くの国際基準や協定が一定の共通項を順守しながら、それでも各国の独自性を必要に応じて維持しているように、日本には日本の競馬がある。

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