真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.08 04:05
シンザン記念=浜中俊騎手!? 「相性が良すぎるレース」に今年も登場。しかし、隠せない「不安」も
編集部
「TEAM GRIP」公式サイトより
8日に開催される3歳重賞シンザン記念(G3)。数多くの名馬を生み出してきた登竜門として定着する重要な一戦だ。
ただ、ここ数年は「名馬の登竜門」というより「ある騎手のためのレース」という意味合いが強くなっている印象だ。
それが、浜中俊騎手である。
浜中騎手は2011年にレッドデイヴィスで同レースを初制覇して以来、過去6年間で「4勝」。このレースを大好物にしているのだ。それも、決して堅い人気馬だけで勝利しているわけではない。昨年制した際に騎乗したのは8番人気のロジクライ。後の桜花賞馬ジュエラーを抑えての金星だった。シンザン記念と浜中騎手の相性は人智の超えた世界にあるのかもしれない。
そこで、今年だ。浜中騎手はしっかりと騎乗馬を確保して出走する。デビュー戦を後方一気の末脚で制したイエローマジック(牡3 美浦・小島厩舎)に騎乗するわけだ。
前日オッズでは10番人気と伏兵扱いの同馬。デビュー戦を接戦で制しただけではまだ評価には値しないということか。本命視されるアルアインやペルシアンナイトと比較すればこの人気も妥当だろう。それでも、同レースで抜群の相性を有する浜中騎手なら……と期待する馬券師も多いのではないだろうか。
ただ、「シンザン記念マイスター」としても、イエローマジックで勝利するのは困難を極めるかもしれない。
シンザン記念は2010年にガルボが勝利したものの、その後は6年連続で「関西馬」が勝利している。もちろんたまたまかもしれないが、イエローマジックは関東馬。データ上では浜中騎手にとっては「向かい風」ということになる。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!