JRA大阪杯。年度代表馬エフフォーリアを襲う父エピファネイアの呪い…。最強伝説に立ちふさがる壁とは?
●大阪杯は早くも波乱含み…
春競馬の開幕を告げる高松宮記念(G1)とドバイワールドカップ(G1)が終わり、今週は春のG1シリーズ2戦目となる大阪杯(G1)が行われる。
この大阪杯には昨年のJRA年度代表馬エフフォーリアが今年初戦を迎えることもあり、2022年の古馬戦線を占ううえでも、最大級の注目レースといえよう。大阪杯に出走せずドバイ遠征を選択したシャフリヤールとの対決は宝塚記念などに持ち越されるが、それもエフフォーリアが結果を出してこそ盛り上がるもの。ゆえにここは負けられない一戦とみる向きが多い。
確かにその実力は誰も疑う者はいないだろうが、一つ懸念材料がある。それが父エピファネイアの呪い、いわゆる成長力だ。
エピファネイアはディープインパクトやキングカメハメハの後継種牡馬として期待され、今年の種付け料は1800万円と高額。これは国内種牡馬の中でも最高額であるが、産駒の成績を見てみると気になる点がある。古馬になっての成績である。
無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクトは、4歳になって2戦未勝利で怪我もあって戦線離脱。菊花賞2着アリストテレスも4歳初戦のアメリカJCC(G2)を勝利したものの、その後6戦未勝利。同じく菊花賞2着オーソクレースも4歳初戦で敗退し、怪我で戦線離脱。他の馬を見ても、全体的に4歳以降は成績が落ちる傾向にある。
そんな状況においてエフフォーリアがその逆境を乗り越えることができるのか。父エピファネイアの成長力は、この大阪杯において最も重要なテーマとなろう。
今年の大阪杯は横山武史騎手が騎乗するエフフォーリアが中心も、金鯱賞(G2)快勝のジャックドール、昨年の優勝馬レイパパレ、エリザベス女王杯(G1)馬アカイイト、京都記念(G2)で初重賞制覇を成し遂げたアフリカンゴールド、横山典弘騎手が不気味なキングオブコージ、さらにウインマリリン、ヒシイグアス、マカヒキ、アリーヴォなど好メンバーが揃った。
昨年はコントレイル、グランアレグリア、サリオスの3強が敗退して3連単は10万6210万円という高額万馬券が飛び出している。今年はどんな結末になるのか探っていたところ、現役の競馬関係者と密接な関係にある「シンクタンク」から興味深い話を聞いた。
「確かにエフフォーリアの実力は語るまでもなく、現役最強馬と言っても過言ではありません。
大阪杯は今年の復帰初戦となりますが、今やこの手の『ブッツケでG1』はノーザンファームにとってお手の物。死角を挙げるとすれば、初めての関西圏の競馬で長距離輸送があることですが、それでも主役級であることに異論はないでしょう。
そんな現役最強馬に挑む新星が現在5連勝中のジャックドールです。
G1初挑戦、中2週で今年3戦目と詰まったローテーションなど、クリアすべき課題は多いものの、『積んでいるエンジンが違う』と高い関係者の評価があった素質馬。
トモの緩さが解消したことで本格化し、そのレース振りは、かつて武豊騎手が『逃げて差す』と評した『サイレンススズカを彷彿とさせる』との声もあるほど。
金鯱賞をレコード勝ちしたことで評価はさらに上昇、世間ではエフフォーリアと“2強ムード”が強まってきています。
しかし、そう短絡的に決まらないのが競馬の面白さであり難しさ。
思い起こせば、去年の大阪杯も戦前はコントレイルとグランアレグリアの“2強ムード”でしたが、終わってみれば4番人気レイパパレが制し、2着には6番人気モズベッロが食い込む結果となりました。
実はこの番狂わせに見える結果も、競馬界の裏事情をよく知る関係者にとっては驚きではなかったのです。
レイパパレは打倒コントレイルにノーザンファームが送り込んだ秘密兵器。ノーザンファームの生産馬は2018年から4年連続で大阪杯を制しているのも、決して偶然ではなく、大阪杯を考える上でノーザンファームの思惑は決して外せないポイントなのです」(シンクタンクのスタッフ)
なるほど確かに過去の優勝馬を見てみると、レイパパレ、ラッキーライラック、アルアイン、スワーヴリチャードとノーザンファームの生産馬がズラリ。しかもそのうち1番人気で勝利したのはスワーヴリチャードのみであり、これは完全な盲点だ。
「今年もノーザンファームの情報と思惑を正確に把握すること、そして各馬の状態、展開、枠順、馬場状態などをしっかり把握できれば、的中は目前です。
もちろんシンクタンクではそのための態勢が整っており、情報収集はレース当日の朝まで実施し、万全に万全を期したうえで最終結論を下します」(シンクタンクのスタッフ)
彼らはさらっと話しているが、これは非常に重要な情報だ。通常スポーツ紙や競馬専門紙の記者は、編集や印刷のスケジュール、そして搬送といった制約があり、予想に最終的な情報や馬場状態を加味することができない。ゆえにレース当日になって、新聞の印ではない馬を買うというケースも多くみられる。
しかしシンクタンクのようにレース当日まで情報収集や天候の確認を徹底していれば、より万全な最終結論になるからだ。
「今年も多くの的中をお届けしており、フェブラリーS(G1)では3連複1万6200円の万馬券的中もファンにお届けしました。他にも大阪杯の前哨戦である金鯱賞(G2)の万馬券も的中させていますし、大阪杯も過去5年で万馬券を含む3度の的中となっております。
今年の大阪杯もかなり期待できる状況となっており、ぜひ多くの競馬ファンにシンクタンクの情報をお届けしたいと考えています。
そこで【大阪杯で買うべき馬券候補5頭】を、特別に無料で提供することになりました。
しかもこの大阪杯だけでなく、同じ週末に行われるダービー卿CT(G3)、そして来週の桜花賞や皐月賞、天皇賞・春など次週以降すべてのG1や重賞情報を無料で提供します。ぜひこの機会にシンクタンクの情報を活用してください」(シンクタンクのスタッフ)
シンクタンクは、競馬界の大御所であり数々の金字塔を打ち立てた増沢末夫(元JRA騎手・元JRA調教師)、あらゆる競馬情報を知り尽くし【重賞メイン特捜部】を統括する平井雄二(元JRA調教師)、そして安田富男(元JRA騎手)、中野渡清一(元JRA騎手・元JRA調教師)など知る人ぞ知る本物の競馬関係者が数多く所属。その人脈、情報力は業界屈指であり、これまでの的中実績からも、この大阪杯はかなり期待できるとみていい。
2021年のG1シーズンは思うような結果が出なかったファンも多いだろう。昨年と同じ轍を踏まないためにも、今度こそ競馬で勝ち組となるためにも、今年は「シンクタンク」を徹底的に活用して勝負に挑もうではないか。
CLICK→無料公開!【大阪杯「買うべき5頭!」次週からの全てのG1・重賞情報】シンクタンク
※本稿はPR記事です。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRA「馬を愛する国」世界から絶賛の嵐! オーソリティ、シャフリヤールら『日本代表、ドバイワールドC(G1)の夜に史上最大規模のチームを送り込む』
JRA「単勝1倍台」グラスワンダーが、マンハッタンカフェが轟沈……「亡霊説」まで飛び出した日経賞(G2)の”魔物”に、今年の大本命馬タイトルホルダーが挑む
JRA「レースやり直し」矢作芳人厩舎1日2度目の3200mに呆然……「今思い返してもすごい経験」“世界の矢作”が味わった10年前のアウェーの洗礼
JRA武豊“超抜時計”で追い切りも「あれから依頼がありません」、高松宮記念(G1)サンライズオネストに「もう頼まないでしょうね」の自虐コメント
JRA 高松宮記念・グレナディアガーズ鞍上の福永祐一が恐れる大先輩が勝利の条件を語る。覚えておくべき穴馬候補3頭の実名公開!