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データが示すサトノダイヤモンド、ファンディーナの致命的な「欠点」絶対王者ディープインパクト産駒に起こっている「非常事態」


 今週は本命党の人間にとって、まさに”天国”のような週といわれている。

 特に、19日の阪神大賞典(G2)に出走するサトノダイヤモンドは「この春、No.1の鉄板」と言われるほど信頼性の高い馬だ。さらに翌日の20日に行われるフラワーC(G3)のファンディーナもまた「この春、No.2の鉄板」と述べても何ら過言ではない絶対的な存在。おそらく、2頭とも単勝が1倍代前半になることは間違いないだろう。

 だがあろうことか、この2頭が共にディープインパクト産駒なのである。

 繰り返しになるが、今年のディープインパクト産駒の重賞成績は[1-5-6-36]。この中には、京都記念(G2)で単勝1.7倍だったマカヒキ、きさらぎ賞(G3)で単勝1.4倍だったサトノアーサーも含まれている。

 この2頭に限って……という思いは当然あるが、やはり今年はディープインパクト産駒に「何かが起きている」と述べざるを得ないのも事実だ。
(文=江坂幸太(ギャンブルジャーナル・データ班))

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