
【日経賞(G2)展望】連覇へ状態上昇ゴールドアクター! 最強世代の皐月賞馬・ディーマジェスティなど実力馬が出走予定「豪華G2」を制するのは?

天皇賞・春(G1)へ繋がる重要なレース。日経賞(G2)の大本命に上げられているのは2015年の有馬記念覇者であり、昨年の本レースを制しているゴールドアクター(牡6歳、美浦・中川厩舎)だ。
昨年はG1未勝利、天皇賞・春では12着と大敗を喫してしまった本馬。しかし天皇賞・春(G1)に関してはGWの変則的な輸送の影響、8枠発走から終始馬群の外めを回らされるロスと敗因は明らかだ。
ジャパンC(G1)は4着、有馬記念(G1)も3着と好走。G2も2勝を挙げていることを考えれば、充実した1年だったといえる。競争馬としてレベルアップしていることは間違いないだろう。
舞台となる中山競馬場は7戦して4勝。残る3戦もすべて掲示板を確保と相性は抜群。2500mも4戦して3勝と大得意にしている距離と、条件面に不安は感じられない。
稽古では3頭併せで、5F68秒5-38秒8-12秒9の時計をマーク。「デイリースポーツ」の取材で中川師が「これで良くなりそうだよ」とコメントしているように、調整は順調のようだ。連覇に向けて死角なしといった印象である。
実績・条件・相手関係を考えれば人気が集中することは当然。完璧な勝利が求められているのは間違いない。本馬としても、サトノダイヤモンド・キタサンブラックにリベンジを果たしたいところ。その為にもココは負けられない一戦だ。
ディーマジェスティ(牡4歳、美浦・二ノ宮厩舎)も注目の1頭。昨年のハイレベルクラシック戦線において皐月賞(G1)を制覇。日本ダービー(G1)も3着と華々しい実績を残している。
ただ秋に関しては、セントライト記念(G2)は制したものの、菊花賞(G1)ではサトノダイヤモンドに完敗の4着。ジャパンC(G1)でも、まったく見せ場を作れず13着と大敗してしまう。春に見せた勢いが寸断される形でシーズンを終えた。
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