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ファンディーナが馬なりでフラワーC(G3)を5馬身差圧勝!歴代最速タイムを更新し、いざ2歳女王ソウルスターリングの待つ桜花賞へ

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 レース後、そうコメントした岩田騎手の脳裏にはすでに、続く桜花賞(G1)の舞台が描かれていることだろう。今年は2歳女王ソウルスターリングに、クイーンC(G3)を勝ったアドマイヤミヤビ、そしてこのファンディーナとの「3強対決」が大きな注目を集めていたが、この圧勝劇によって、その熱はさらに高まりそうだ。

 「次に向けて期待が高まるレースでしたし、チャンスのある馬に乗せていただいているので頑張ります」

 最後にそう力強く締めくくった岩田騎手。ネットやSNS上では「牡馬クラシックに出てほしい」という”規格外”の評価も聞こえてくる。それもそのはずで勝ちタイムの1:48.7は、昨日の皐月賞トライアル・スプリングS(G2)の1:48.4とわずか0.3秒しか違わない。

 中山の1800mで行われたフラワーCの勝ちタイムとしては歴代最速であり、そこには桜花賞を制したダンスインザムードやキストゥヘヴン、日米オークスを勝ったシーザリオらの名も並んでいるだけに、この馬のスケールの大きさは最早計り知れない領域に達しているのかもしれない。

 果たして、今年になって現れた「超新星」の快進撃はどこまで続くのか。「3強」が揃い踏みとなる桜花賞は、早くも歴史に残る盛り上がりとなる様相が見えてきた。

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