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JRA皐月賞(G1)C.ルメール「重賞24連敗」に薄れた期待感、リーディング転落に現実味…無敗馬イクイノックスも課題山積み

JRA皐月賞(G1)C.ルメール「重賞24連敗」に薄れた期待感、リーディング転落に現実味…無敗馬イクイノックスも課題山積みの画像1
C.ルメール騎手 撮影:Ruriko.I

 4月に突入し、先週から競馬ファンが待ちに待ったクラシックが開幕。今週末には皐月賞(G1)が控えるなか、昨年まで5年連続で全国リーディングを獲得したC.ルメール騎手の不調ぶりが深刻を極めている。

 先週末の9日、中山競馬場で行われたニュージーランドT(G2)では、2番人気のティーガーデンに騎乗したルメール騎手。レースでは2枠2番という絶好枠だったが、スタートで出遅れて後方からの追走となり、直線に入っても伸びは案外で5着に敗れた。

 レース後には「いつも通りスタートは遅かったです。ポジションを徐々に上げていきましたが、伸びなかったです。硬さのある馬で、柔らかい馬場も合わなかったです」と振り返った鞍上だったが、レース後にネットの掲示板やSNSなどでは一部のファンから「諦めるのが早い」「やる気ないなら乗るな」といった声も見られていた。

 翌日に阪神競馬場で行われた桜花賞(G1)ではフォラブリューテに騎乗するも、これといった見せ場もなく14着に敗退。こちらは単勝12番人気と低評価だったが、以前までの「ルメールなら」という期待感は徐々に薄れてきつつある現状だ。

 この敗戦により、昨年のチャレンジC(G3)をソーヴァリアントで勝利して以来、国内重賞は「24連敗」まで及んでいる。今年は海外のサウジアラビアやドバイでは絶好調だった一方で、国内においてはいまだメインレースでも勝ち星がなく、先週も土日でわずか1勝のみの絶不調である。

 例年、年始にお正月休みを取るルメール騎手は、スロースターターの傾向があるものの、今年は度重なる海外遠征や自身の新型コロナ感染や、先日受けた戒告処分などのアクシデントにも見舞われた。昨年は3月終了時点で52勝をあげていたのに対し、今年は4月10日終了時点で34勝にとどまっており、現在の全国リーディングでも本来の姿には程遠い4位に甘んじている。

無敗馬イクイノックスも課題山積み

 皐月賞では、上位人気確実の無敗馬イクイノックス(牡3、美浦・木村哲也厩舎)に騎乗予定だが、なかなか勝てないルメール騎手を心配する声が上がっている。

 またイクイノックス自身においても、東京スポーツ杯2歳S(G2)からの異例の直行や、初の右回りの中山コース、体質の弱さや晩成型の血統などの不安要素も複数。人馬共に真価が問われる一戦となりそうだ。

 今回は、同馬の他に主戦を務めていたジオグリフを福永祐一騎手に譲った格好で、乗り替わった馬に勝たれるようなことがあると、フェブラリーS(G1)を制したカフェファラオの二の舞にもなりかねない。

 あくまで大目標は日本ダービー(G1)であっても、その優先出走権となる皐月賞5着以内は必要であり、中途半端な騎乗は許されない状況だ。

 先週の桜花賞を制した川田将雅騎手は今年すでに54勝をあげ、ルメール騎手にダブルスコアをつける勢いで全国リーディング首位を独走している。5年連続リーディングジョッキーは、このまま不調を抜け出せずに「王座陥落」となってしまうのか、それとも皐月賞で流れを変えるのだろうか。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
 ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

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