真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.20 13:59

イスラボニータがマイラーズC(G2)で2年半ぶりVを狙う!阪神Cで「無謀」とも言える先行策を取らせた陣営の思惑は?
編集部
振り返ると同馬は2年連続でマイルCSを惜敗していますが、どちらのレースも中団より後ろから差して届かずという負け方は共通しています。しかも2年前の敗戦は出負けが響いてのもので、ゲートがまともならもっと際どい勝負になったでしょう。元々は中距離で戦っていた馬ですからマイルで後手に回るのはある程度しょうがないものの、差しの競馬で結果が出ていないことを踏まえて脚質転換を図っている可能性はあります。
当然のことながら、マイルより1400m戦の方が平均してペースは速いですよね。そして距離適性はなくとも速い流れを経験させれば、馬がそのペースで走ることを覚え、次のマイル戦でポジションを取りやすくなります。ルメール騎手が追っつけて前に行かせたのは、陣営から『とにかく先行してほしい』という要望があったからかもしれません」(競馬記者)
確かに阪神Cの映像を確認すると、ルメール騎手は普段の彼からすると珍しいくらい手綱をしごいてポジションを挽回しようとしている。どちらかと言えばスムーズに流れに乗る競馬の得意な「柔」の騎手だけに、この強引な騎乗には特別な意図が隠されていても不思議はない。
ポジションに自在性が出たとすれば、勝ち切れなかったイスラボニータにとって今回は試金石の一戦となるだろう。スポーツ報知の報じたところによると栗田調教師は「すこぶる順調ですね。その点では満足した仕上がり。」とコメントを残している。
状態面に不満がないとすれば最後に気になるのは「枠順」。もともと内枠のほうが成績のいいタイプの上、マイラーズCは開幕週の京都で行われるだけあって毎年ラチ沿いを通った馬が上位に食い込んでいる。陣営の苦労が実を結ぶためにも、金曜の枠順発表は注意して待ちたいところだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
JRA川田将雅「海外遠征」では屈辱の歴史!? 日本ダービー制覇も「次走」乗り替わり、“オマケ”で凱旋門賞挑戦もC.ルメールから叱責……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA岩崎翼「斜行落馬」より痛いフジ『みんなのKEIBA』の報道ミス……「他馬落馬」連呼に呆然
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- かつての関西ホープが今年「わずか3勝」の大苦戦…大一番を前に「降板」した元パートナーとコンビ再結成も叶わず
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
関連記事
カンニング竹山の愛馬「ブラックスピネル」がマイラーズC(G2)へ参戦!重賞連勝のカギは「エアスピネル」×「武豊」コンビとの位置関係にアリ!?
武豊エアスピネルが「G2通算100勝」達成なるか! マイラーズC(G2)で新マイル王を目指すエアスピネルが「絶対に」出走してほしい馬とは
【マイラーズC(G2)展望】武豊エアスピネルが「春のマイル王」目指して豪華メンバーと激突!古豪イスラボニータが新鋭4歳勢に立ち塞がる!
「神の領域」モーリスに対し、やまない「史上最強マイラー」の声。そして「ありがとうタイキシャトル」
【徹底考察】マイラーズC(G2) フィエロ「今年たった2勝の鞍上大抜擢は、本当にただのギャンブルなのか」