真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.24 10:36
武豊騎手絶賛のキタサンブラック「無限の成長力」の秘密に迫る。調教師、牧場スタッフらが語る昨年の年度代表馬の「3度目」の成長期とは
編集部
『東京スポーツ』の取材に応じた清水久詞調教師は「大袈裟なことをしているつもりはない」と、さも当然のように回答。キタサンブラックの優れた筋力では、通常のハードトレとなる坂路2本乗りでも負荷にならないというのだ。
「馬も人と同じで、トレーニングで鍛えてこそ強くなる」と師が話す通り、清水厩舎はハードトレで有名な厩舎。武豊騎手曰く「栗東で最もハードなトレーニングを行っている」そうだ。
もともと並外れた身体能力の素質を持ったキタサンブラックが、そんな環境下にいるからこそ、今なお止まらぬ進化を遂げ続けているのは間違いないだろう。
また、冒頭で「近年は幼駒段階の馴致や調教技術が発達し、競走馬のピークが全体的に早まっている」と述べたが、それは主に日本で、いや、世界でも最高峰の馴致施設と技術を誇る「社台グループ」の育成牧場が大きく関係している。
実際に今年の皐月賞(G1)の1着アルアインと3着ダンビュライトがノーザンファーム、2着のペルシアンナイトが追分ファームと、生産はすべて「社台グループ」の牧場。古馬になっても猛威を振るっているが、特に3歳クラシックでは社台産のサラブレッドが無類の強さを誇っている。
ただ、その一方でキタサンブラックを生産したのは日高町のヤナガワ牧場。総勢12名のスタッフがいる決して大きくはない牧場だが、コパノリッキー(フェブラリーS)やコパノリチャード(高松宮記念)らを輩出している敏腕牧場だ。他にもフェブラリーSを勝ったサンライズバッカスや、大阪杯を勝ったサンライズペガサスなど数多くの重賞ウィナーをコンスタントに送り出している。
だが、意外にも2歳や3歳でG1を勝った馬は全日本2歳優駿を制したプライドキムと、菊花賞のキタサンブラックだけ。他のG1勝ちはすべて古馬になってからであり、2歳や3歳で重賞を勝った馬ですら稀な存在と、活躍馬は基本的に奥手の馬が多い。
これはヤナガワ牧場の「馬の成長に合わせた育成」という確固たる育成方針があるからだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
「鞍上不安」こそ激走のサイン…第2のヴェラアズール狙う特注馬が不気味
JRAインディチャンプ「52戦1勝」の絶望!? 阪急杯(G3)体型“スプリンター化”も……ステイゴールドの血には逆らえない?
【日本ダービー】単勝93.1倍、12番人気で波乱起こしたロジャーバローズの激走!注目産駒はG1級の潜在能力…種牡馬入りした父に捧げたい重賞初勝利- JRAフィエールマン電撃引退で「鞍上問題」が解決!?前“馬”未到の天皇賞・春3連覇の夢は次代に…… コントレイル打倒誓うあの馬に追い風か
- ウオッカとダイワスカーレットの死闘から14年…“期待外れ”の産駒に大物誕生!?
- JRAダノンプレミアムが川田将雅と歩んだ天国と地獄! フジキセキ2世から転落した早熟の天才に待ち受ける過酷な運命、惜しまれるのは2年前の不可解ローテ
- JRA「令和初日」東京競馬場”ゲリラ雹雨”で前代未聞の開催中止! 日本ダービー(G1)トライアル中止に気になる「代替開催」は……
- オールカマー伝説の名勝負を振り返る。これぞ歴史に残る一戦!大逃げから至高の叩き合いまで。
- 【東京大賞典(G1)展望】北島三郎・キタサンブラックの次はDr.コパ・コパノリッキー!? 「引退馬大活躍」で夢の「G1・11勝」確定か
- JRA西山茂行オーナーよもやの「物言い」に反論!? 武豊と勝浦正樹で“究極”の選択、「ガチ競馬」で分かれた明暗















