
フェアリーS(G3)大万馬券もあり得る?「10番人気を激走」させたアノ騎手の手腕に期待!!
大万馬券も期待できる波乱傾向のレース
過去10年で三連単10万円オーバー決着が5回。波乱傾向の強いフェアリーS(G3)が、9日に中山競馬場で開催される。今年も高配当が生まれるのだろうか。そんな「誰もが予想できなかった波乱決着」を射止めるための「注目ポイント」に注目してみたい。
過去10年で3着以内に入った馬に共通しているのは「前走の着順が3着以内」という点。前走4着以下に敗れている馬に対する評価を、考え直すのもありではないだろうか。
人気別で見てみると1~3番人気馬が必ず1頭は3着以内に入っているが、10番人気以下が3勝を含む5連対と好結果を残している。人気を集めそうな馬を選びつつ、人気薄の激走を見抜くという形がベストと言えそうだ。
人気薄の激走を見抜くポイントとは?
フェアリーSで無視できないのは前走の成績である。前走距離別では1600mが高確率で馬券に絡んでおり、近年は新馬戦1着馬の好走も目立つ(2勝、2着1回、3着5回)。赤松賞(1600m)組は、過去10年で2勝・2着2回と好結果を残している。
好走馬に共通する他のポイントは東西の所属で、馬券に絡んだ30頭のうちの27頭は関東馬となっている。対する関西馬は勝率0%・連対率6.9%・3着内率10.3%と苦戦を強いられている状況だ。

「関西より関東ジョッキーを狙う方が有効だとも思いますが、その中で三浦皇成騎手に期待したいですね。過去10年の成績は上々で10番人気を2回も馬券圏内に持ってきた実績もあります(1勝・2着1回)。勝利した2013年には三連単51万5610円の波乱決着を演出しました。
未だJRAのG1勝利には手が届かず、昨年のホープフルSでも4番人気ガストリックで大敗と苦しんでいる印象ですが…この現状を打破するきっかけを掴むためにも、相性の良いココで結果を残して欲しいですね」(競馬ライター)
三浦騎手と共に参戦予定のリックスター(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)は、10月15日東京の新馬戦(芝1600m)を勝利。追い切りでは三浦騎手を背に馬なりで5ハロン70秒1-12秒3をマークしており、関係者からは「調整は順調」「動きも問題ない」といった声も聞こえる。
過去の傾向から激走も予感させるリックスター。フェアリーSで過去に大万馬券を生み出した三浦騎手の手腕にも期待したいところだ。
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