真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.07 15:45
【ヴィクトリアマイル(G1)展望】浜中俊復活へ! ミッキークイーン筆頭も「何が起こるか分からない」大荒れ牝馬G1
編集部
特にここ4走はJBCレディスクラシックと高松宮記念でともに2着と、舞台を問わない走りを披露。それだけに、栄冠を勝ち取ったマイル戦で久々の美酒に酔いたいところだ。
こちらもポイントとなるのは、主戦の岩田康誠騎手か。1年以上重賞勝利がなかった大スランプからは抜け出したが、G1の舞台では1番人気に推された皐月賞で惨敗など、かつての勝負強さを完全には取り戻せずにいる。ここで久々のG1勝利をつかみ取り、人馬ともに輝きを取り戻したい。
一方、かつての勝負強さが戻っている武豊騎手はスマートレイアー(牝7歳、栗東・大久保龍厩舎)で7年ぶりの勝利を目指す。
昨年は前哨戦の阪神牝馬Sでミッキークイーンを下して優勝するも、本番では一歩及ばずの4着。だが、優勝したストレイトガールと3着のショウナンパンドラが引退したことから、今年も引き続き大きなチャンスとなる。
課題はちょうど1年ぶりとなるマイル戦への対応か。昨年の香港ヴァーズ(G1)で5着、今年の京都記念(G2)で2着と牡馬に交じった高いレベルで結果を残しているものの、いずれも2000m以上のレースとなるだけに、マイル戦のペース対応がカギを握りそうだ。
今年のヴィクトリアマイルで最大の惑星となりそうなのが、切れ者のアドマイヤリード(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
もともと昨年の桜花賞で勝ったジュエラーに次ぐ末脚を発揮し、末脚自慢として知られていたアドマイヤリード。だが、ここ5戦ですべて上がり最速を記録し、いよいよ本格化の時を迎えつつあるようだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!