GJ > 競馬ニュース > ヴィクトリアマイル穴馬発掘
NEW

ヴィクトリアマイル穴馬発掘の秘訣?連覇のストレイトガールとJRA・G1史上最高2000万馬券の『立役者』にはある共通点が…

【この記事のキーワード】, ,
keibaura.jpg

 G1ともなれば今年の天皇賞(春)のように人気上位の堅い決着になることが多いものだが、一方で毎年のように波乱の連発するレースもある。今週末に行われる牝馬の祭典・ヴィクトリアマイル(G1)もそのひとつだ。

 とくに記憶に新しいのは2015年。当時は前年のオークス馬ヌーヴォレコルトを筆頭に、ディアデラマドレ、レッドリヴェールが人気を集めるなか、5番人気のストレイトガールが優勝。2着に12番人気のケイアイエレガント、3着には単勝オッズ300倍近くの最低人気馬ミナレットが逃げ残り、3連単20,705,810円というWIN5でもなかなか出ないような超高配当が飛び出した。

 この他にも11番人気のヴィルシーナが復活を果たした2014年、12番人気のコイウタが優勝し3連単200万馬券を記録した2007年など、2ケタ人気による驚異の下克上も平然と発生するヴィクトリアマイル。波乱の原因は種々考えられるが、1つには「距離適性に乏しい実力馬が人気を集めやすい」ことが大きい。

 例えば先ほど名前を挙げたヌーヴォレコルトだが、2400mのオークスを勝っているように本質的には中~長距離向きの馬。前走で牡馬相手の中山記念を優勝していたため1番人気の評価は当然なのだが、ことマイル戦に関しては3歳時の桜花賞以来1度も出走しておらず、不安がないというわけではなかった。

 ほかでも昨年のミッキークイーンやショウナンパンドラ、古くはカワカミプリンセスやレッドディザイアなど、2000m以上で確固たる実績がありながら、牝馬という性別のためにあえて距離適性に乏しいここを使ってくるG1馬は少なくない。

ヴィクトリアマイル穴馬発掘の秘訣?連覇のストレイトガールとJRA・G1史上最高2000万馬券の『立役者』にはある共通点が…のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. パンサラッサやサイレンススズカも及ばない、天皇賞・秋(G1)史上最速ラップの歴史
  5. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  6. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 競馬界に”2世騎手”たちが続々参入中! 息子たちは偉大なる父を超えることができるのか?