真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.11 08:45

ヴィクトリアマイル穴馬発掘の秘訣?連覇のストレイトガールとJRA・G1史上最高2000万馬券の『立役者』にはある共通点が…
編集部

G1ともなれば今年の天皇賞(春)のように人気上位の堅い決着になることが多いものだが、一方で毎年のように波乱の連発するレースもある。今週末に行われる牝馬の祭典・ヴィクトリアマイル(G1)もそのひとつだ。
とくに記憶に新しいのは2015年。当時は前年のオークス馬ヌーヴォレコルトを筆頭に、ディアデラマドレ、レッドリヴェールが人気を集めるなか、5番人気のストレイトガールが優勝。2着に12番人気のケイアイエレガント、3着には単勝オッズ300倍近くの最低人気馬ミナレットが逃げ残り、3連単20,705,810円というWIN5でもなかなか出ないような超高配当が飛び出した。
この他にも11番人気のヴィルシーナが復活を果たした2014年、12番人気のコイウタが優勝し3連単200万馬券を記録した2007年など、2ケタ人気による驚異の下克上も平然と発生するヴィクトリアマイル。波乱の原因は種々考えられるが、1つには「距離適性に乏しい実力馬が人気を集めやすい」ことが大きい。
例えば先ほど名前を挙げたヌーヴォレコルトだが、2400mのオークスを勝っているように本質的には中~長距離向きの馬。前走で牡馬相手の中山記念を優勝していたため1番人気の評価は当然なのだが、ことマイル戦に関しては3歳時の桜花賞以来1度も出走しておらず、不安がないというわけではなかった。
ほかでも昨年のミッキークイーンやショウナンパンドラ、古くはカワカミプリンセスやレッドディザイアなど、2000m以上で確固たる実績がありながら、牝馬という性別のためにあえて距離適性に乏しいここを使ってくるG1馬は少なくない。
PICK UP
Ranking
11:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
関連記事
ヴィクトリアマイル(G1)レッツゴードンキ復活へ岩田康誠騎手が打った「布石」とは? G1レースを”捨てて”でも主戦騎手が示したかった「意気込み」
浜中俊騎手が「斜行男」汚名返上へ決意も「強すぎる気持ち」が心配……ヴィクトリアマイル(G1)の主役ミッキークイーン「課題」は鞍上のメンタル?
武豊・スマートレイアーのヴィクトリアマイル(G1)に「大きな声援」を送りたい理由。姉が弟の、弟が兄の「無念」を晴らす?
【ヴィクトリアマイル(G1)展望】浜中俊復活へ! ミッキークイーン筆頭も「何が起こるか分からない」大荒れ牝馬G1
「武豊軍」が芸能人をケチョンケチョンに!? 『炎の体育会TV』でジョッキー軍団がその身体能力を見せつける!!