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2017.05.13 08:45

プラチナムバレット故障で浜中俊騎手はダービーにお手馬なし…スランプ脱却へ相棒ミッキークイーンとともにヴィクトリアマイルへ挑む!
編集部
彼自身にしても、皐月賞に騎乗馬がいなかったように、今年の3歳牡馬クラシック路線で有力といえるお手馬はゼロ。プラチナムバレットはダービーを共に戦える最後の相棒となるはずだったのだが、そのわずかなチャンスすらアッサリと散ってしまった。元はといえば自らが引き込んだ悪い流れとはいえ、ここまで不運な事態が続くとさすがに同情せざるを得ない。
皐月賞に限らず、今年の彼はG1にほとんど参加すらできていないのが現状だ。2月のフェブラリーSから高松宮記念、大阪杯、桜花賞、皐月賞まで5連続で乗鞍がなく、やっと騎乗のあった天皇賞(春)は、過去に1度しか乗ったことのない人気薄のファタモルガーナとのコンビで参戦。若干28歳にしてG1・8勝を挙げ、2012年には全国リーディング首位の座にも輝いた若手筆頭株としてはにわかに信じがたいほどの苦境に立たされているのである。
そんな踏んだり蹴ったりの彼だからこそ、今週のヴィクトリアマイルには期するものがあるに違いない。
パートナーはもちろん、デビュー以来ほぼ一貫してコンビを組み続けているミッキークイーン(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)。3歳時にオークス、秋華賞ともに制して以来G1からは遠ざかっているものの、前走の阪神牝馬Sでは重馬場も物ともせずに約1年半ぶりの勝利。久々のタイトル獲りへ態勢は整ったようだ。
「最近の浜中騎手にはなかなかいいニュースがないだけに、ヴィクトリアマイルはぜひとも勝ちたい一戦でしょうね。幸いなことに今年は昨年後塵を拝したストレイトガールは引退して不在ですし、他に目立って脅威となる存在もいません。一番人気に推されることは間違いないでしょうが、その評価に見合うだけの確かな実力があります。不調の騎手があるひとつの勝利をキッカケに流れを掴むのは珍しいことではないですし、このレースを復活の足がかりとしてほしいですね」(競馬記者)
果たして浜中騎手は以前の輝きを取り戻すことができるだろうか。ヴィクトリアマイルはミッキークイーン以上にその鞍上の姿に注目したい。
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