GJ > 競馬ニュース > 武豊とエアスピネル  > 3ページ目
NEW

武豊とエアスピネルは何故マイルで勝てないのか? 大目標・安田記念(G1)に向け「追い詰められた陣営」によって失われた最大の武器

【この記事のキーワード】, ,

 また、目安としてラスト2ハロン目と1ハロン目のラップを比較し、ラストに向かって加速していれば「青色」、0.1秒差以内でスピードを持続していれば「緑色」、最後にバテて減速していれば「赤色」とした。

 わざわざ色分けした理由は「青色」と「赤色」とで調教の意味が大きく異なるからだ。

 基本的にラスト1ハロン、つまりはゴールに向かって加速している「青色」は、しっかりと折り合いをつけ、最後に末脚を発揮できるような狙いがある。逆に「赤色」の場合はスタートから飛ばしていき、最後が苦しくなることで馬に粘りと、より全力を絞り出す強い負荷を与える狙いがある。

 その上で表を見れば一目瞭然だが、陣営は昨年、基本的に「青色」つまりは「折り合い重視の追い切り」を行っていた。それはエアスピネルにとって不安のある距離に挑戦していたことが要因で、明確な方針が見て取れる。たまにCWの追い切りを混ぜていたのもそのためだ。

 だが、菊花賞の最終追い切りでは唯一、2ハロン目よりも1ハロン目が遅くなっている。わずかコンマ1秒の差とはいえ、ここまですべて最後に加速していた追い切りとは一線を画した内容だ。

 それは陣営の「勝ちたい気持ちの表れ」とも取れるが、結果的にエアスピネルは、その菊花賞で初めてと述べて良いほど著しく折り合いを欠いた。

 そしてマイル路線に矛先を向け、折り合い面の心配が減少した今年になって大きく調教の方針が変わっている。それは表の色合いの分布を見れば明らかだが、高い期待に応えるために赤や緑といった「負荷の高い内容の追い切り」が増え、その代わり折り合いが軽視されるようになった。

武豊とエアスピネルは何故マイルで勝てないのか? 大目標・安田記念(G1)に向け「追い詰められた陣営」によって失われた最大の武器のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
  2. 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 何故「武豊」はキタサンブラックの主戦に選ばれたのか。「タケユタカという馬がいたんですよ」北島三郎オーナーの胸にあった積年の夢
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 作曲者も“謝罪”した「プペペポピー」、函館記念(G3)生ファンファーレに称賛の嵐…平穏決着は必然だった!?