真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.04 11:36

武豊騎手がキタサンブラックで挑む宝塚記念(G1)の”予行演習”で重賞ゲット! 「神騎乗」と絶賛の池江調教師はサトノダイヤモンドを回避させて一安心?
編集部
結局、大きく加速したのはムチが入った最後の400mを切ってから。ここで後続に決定的なアドバンテージを築いたステイインシアトルは、最後は急坂に苦しんでペースを落としたものの、しっかりと先頭を守り切ってゴールした。
「上手くいきましたね。馬もレースを覚えてきているので非常に乗りやすかった」
今回の、まるで「逃げ馬の模範レース」のような快勝劇は、レース後の勝利騎手インタビューで武豊騎手が発した第一声にすべてが集約されているのではないか。「馬もレースを覚えてきている」という内容だが、そのレースを教えたのは紛れもなく10戦中7戦で手綱を握る主戦の武豊騎手に他ならない。
象徴的だったのが、ステイインシアトルに武豊騎手が騎乗し今回と同じ2000mを走った3走前のジェンティルドンナメモリアル(1600万下)だ。下記は、今回の鳴尾記念との比較である。


ラップの推移は若干異なるが、それでも1000m通過がわずかコンマ2秒差で、勝ちタイムは奇しくも今回と同タイム。つまり、このレースは今回の鳴尾記念(今後の2000m級のレース)に向けた、非常に内容の濃い”予行演習”となっていた可能性が高い。
逃げた今回とは異なり2番手からの競馬となっていたが、武豊騎手の「逃げるというより、自分のペースで走れると強い」という言葉からも、ステイインシアトルは2番手からでも大きな影響がないことがうかがえる。
PICK UP
Ranking
11:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客