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【マーメイドS(G3)展望】乙女たちの真剣勝負!秋への飛躍を目指す武豊トーセンビクトリーの重賞2勝目はなるか?

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 重賞で好走が続くクインズミラーグロ(牝5、美浦・和田厩舎)は今度こそ勝ち切りたい。今年に入ってからここまで愛知杯(G3)、中山牝馬S(G3)、福島牝馬S(G3)でそれぞれ3着の成績を残し、重賞でもあと一歩のところまできている。更に、レースを重ねる毎に勝ち馬とのタイム差も着実に詰まってきており、前走の福島牝馬S(G3)では勝ち馬から0.1秒差まで迫った。今回の斤量は前走と同じ54kgとなっており他の有力馬に比べると恵まれたと言えるだろう。ここで結果を残して同世代のライバル達に実績面でも早く追いつきたいところ。

 このほかには格上挑戦となるが、過去には重賞での好走実績を持つアースライズ(牝5、栗東・矢作厩舎)や軽いハンデを活かした激走を期待したいバンゴール(牝5、美浦・尾関厩舎)など伏兵陣も多数出走を予定している。

 実績馬がその実力を発揮してしっかり勝ち切るのか、ハンデ戦らしく意外な伏兵馬が波乱の結果をもたらすのか、注目のレースは11日(日)15時35分に発走予定となっている。

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