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孫正義氏の「成功法則」と同じ!? 躍進の19歳・荻野極騎手が競馬界に風穴をあける

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 デビュー2年目、19歳の荻野極騎手が躍進している。先々週までの12週連続勝利に代表されるように、すでに24勝。デビュー年の昨年20勝をすでに更新し、倍以上の勝利を獲得しそうな勢いだ。

 非常に研究熱心なようで、騎乗馬のレースをすべて確認し、脚質やクセを分析した上でレースのイメージを膨らませているようだ。現在の主流であるエージェントを用いず自らで管理し結果に導いているのだから、19歳離れした能力をすでに示しているといえる。

 非常に頭脳的といえる荻野騎手。騎乗馬の管理は自身の「タブレット」を駆使していると「スポーツ報知」のインタビューで明らかにしており、IT技術も活かしての競馬生活を送っていることがうかがえる。

「若手騎手、しかもまだ10代で騎乗馬をしっかり管理し、レースで勝利を重ねているというのは立派の一言です。インタビューにおいても現状にまったく満足する様子もなく、どちらかというと優秀なビジネスマンのよう。

これまでの騎手とは別の、新たなジョッキー像を見せてくれるかもしれません」(競馬記者)

 昨年の初勝利では単勝15番人気(433.9倍)の馬を勝利に導くというド派手な「穴」をあけた荻野騎手だが、現在でも人気薄をしっかり馬券圏内に確保したりとファンの間でも評判だ。

「ソフトバンクの孫正義氏が以前セミナーで『今はスポーツ選手でもITをうまく活用した人間がNO.1になれる』と語っていましたが、荻野騎手はまさにタブレットなど現代の技術を駆使し、効率性を意識した上で不断の努力を継続しています。

師匠である清水久嗣調教師が管理するキタサンブラックにも調教ですでに騎乗しており、強者の背中も体験済み。下剋上もすぐそこかもしれませんね」(同)

 長らく同じ顔ばかりが並ぶ日本の騎手リーディング。そろそろその常識を壊すような若手が出てきてもいい頃合いではないだろうか。その筆頭格は間違いなく荻野騎手だ。

 荻野騎手は11日のマーメイドS(G3)に軽量51キロのバンゴールで挑む。初重賞制覇で勢いをさらに増すのか。新たなジョッキー像を見せる10代の新星に注目だ。

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