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オーギュストロダンに浮上した「〇〇嫌い説」…ディープインパクト「最終世代の傑作」は凱旋門賞もジャパンCも「不参戦」濃厚!?

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撮影:Ruriko.I

 大種牡馬ディープインパクトが残した最終世代の現3歳馬は国内外に計12頭いる。

 国内組6頭の中では、今年1月のシンザン記念(G3)を勝利し、桜花賞(G1)とオークス(G1)に出走したライトクオンタムが今のところ出世頭と呼べる存在だ。一方で、海外組6頭のうちG1を3勝しているのがオーギュストロダン(牡3歳、愛・A.オブライエン厩舎)である。

 アイルランドの名門クールモアスタッドで生産された同馬は、昨年のフューチュリティトロフィー(G1)で初のG1勝ちを収めると、今年の英ダービー(G1)と愛ダービー(G1)を制し、史上19頭目の英愛ダービーW制覇を成し遂げた。

 しかし、G1・3連勝を狙った前走のキングジョージVI世&クイーンエリザベスS(G1)では、まさかの最下位10着。勝ち馬から何と「126馬身差」を付けられる惨敗に終わった。

 それもあってか、一時は凱旋門賞(仏G1)の前売りオッズで1番人気に推されていたが、前走の大敗を受け、人気を大きく落としている。

 そんなオーギュストロダンの気になる次走が判明したのは今月28日。イギリス競馬メディアの『At The Races』は、現地9月9日に地元レパーズタウン競馬場で行われる愛チャンピオンS(G1、芝2000m)に向かうと報じた。

 管理するオブライエン師は、その後の予定について明言しなかったようだが、今年限りでの引退、種牡馬入りを示唆したという。オーギュストロダンの雄姿を見られるのは次走を含めて年内2~3戦になる可能性が高そうだ。

 愛チャンピオンSといえば、凱旋門賞の前哨戦として位置付けられているレース。前走から巻き返しに成功すれば、当然、本番に矛先を向ける可能性も出てくるだろう。

 一方で、年内引退という報を受けて、SNSなどでは日本のファンから「ジャパンCに参戦してくれ」という声も聞かれた。ディープインパクトのラストクロップということで、東京競馬場でその走りを見たいというファンは少なくないはずだ。

 ところが、そんなファンの願いとは裏腹に、オーギュストロダンはジャパンCどころか凱旋門賞にも参戦しない可能性があるという。

オーギュストロダンに浮上した「〇〇嫌い説」…

「オーギュストロダンが前走(キングジョージVI世&クイーンエリザベスS)で惨敗した直後に、浮上したのが『飛行機嫌い説』です。実は今年5月の英2000ギニー(G1)でも12着に敗れたのですが、敗戦を喫した2つのレースに共通していたのが、レース前に飛行機で輸送していたことです。

ちなみに、イギリス開催のフューチュリティトロフィーと英ダービーを勝っていますが、どちらも飛行機ではなく船で輸送していました。実際にイギリス競馬メディアの『Racing Post』は、オブライエン師がオーギュストロダンの飛行機嫌いを疑っていると報じていました」(同)

 ご存じの通り、凱旋門賞はフランスでの開催なので、輸送手段は飛行機となるだろう。極東の地で行われるジャパンCへの参戦はさらにハードルが高くなるのは間違いないだろう。

 SNSでは「思い切って船で輸送してみては」という半分冗談のような大胆な提案もファンからあったが……。まずは、次走でしっかり結果を残し、名伯楽のオブライエン師を悩ませてほしいところだ。

GJ 編集部

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