武豊ガイアメンテ敗戦の裏で評価急上昇! クラシック候補ですら歯が立たなかった1勝馬に早くも「世代最強」の声

2日、札幌競馬場で行われた札幌2歳S(G3)を制したのは、横山武史騎手の3番人気セットアップ(牡2、美浦・鹿戸雄一厩舎)。2着パワーホールに4馬身差をつける圧勝でクラシック候補に名乗りを上げた。
「想像以上に強かったですね。これほど離せるとは思わなかったです」
横山武騎手が驚きを隠せなかったように、武豊騎手がデビュー戦で大物と評したガイアメンテや評判馬ギャンブルルームらを相手に見事な逃げ切り勝ち。管理する鹿戸調教師によると、今後は成長を促して、ホープフルS(G1)か朝日杯フューチュリティS(G1)を視野に入れて調整されるようだ。
10頭立てで争われた芝1800m戦。好スタートを決めたセットアップは、積極果敢にハナを奪う。そのままマイペースに持ち込み、残り800m過ぎからロングスパートを開始すると、後続各馬は差を詰めるどころか追走に苦しむほどだった。
それもそのはず。何を隠そう上がり3ハロン最速のタイムをマークしていたのが、逃げていたセットアップだったのだから。ここまで完璧な逃亡劇を演じられては、他の馬は手も足も出ないといったところだろう。
「逃げて後続を突き放したレースぶりは、タイトルホルダーに近いイメージですね。クラシックの登竜門といわれる札幌2歳Sを圧勝したからには、世代トップクラスの実力といえるでしょう。
ただセットアップの勝利で相対的に評価の上がった馬がいます。ここまでの3戦で同じような競馬で好走しているセットアップですが、デビュー戦でこの馬を並ぶ間もなく交わした大物がいるんです」(競馬記者)

その大物こそが、C.ルメール騎手を背に7月9日の函館5Rで勝利したレガレイラ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)である。
1勝馬に早くも「世代最強」の声
9頭立て、小回り洋芝の芝1800mと札幌2歳Sと似た条件で、逃げたセットアップが4コーナーで先頭をキープしていた最後の直線で凄まじい切れ味を披露。セットアップ自身もメンバー2位の上がり3ハロン35秒1をマークしていたものの、レガレイラにそれを遥かに上回る34秒3を使われたのでは、他馬が止まって見えたのも無理はない。
本馬は血統的にも新種牡馬としてブレイク中のスワーヴリチャード産駒で、兄にドゥラドーレスを持つ良血馬。まだデビュー戦を勝ったばかりの馬ではあるが、クラシック候補として注目を集めたセットアップですら歯が立たなかった。
そのため、ネットの掲示板やSNSなどでは、一部のファンから早くもレガレイラが世代最強という声すら出始めた。次走は10月21日のアイビーS(L、東京・芝1800m)を予定しているようだが、はたしてどのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。
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