
昨年の凱旋門賞ジョッキーも参戦! 超豪華なメンツに日本人騎手も戦々恐々…今年のジャパンC(G1)も外国人騎手が上位席巻か

今秋にJRA短期免許を取得する海外所属の騎手が発表され始めた。現在発表されている騎手は以下の通りだ。
騎手名(所属)
L.モリス(イギリス)
R.ムーア(イギリス)
W.ビュイック(イギリス)
T.マーカンド(イギリス)
H.ドイル(イギリス)
J.モレイラ(ブラジル)
B.ムルザバエフ(ドイツ)
中でも注目は、初の短期免許取得となるL.モリス騎手だ。
モリス騎手は昨年の凱旋門賞(G1)で優勝したアルピニスタ(牝6歳、イギリス・M.プレスコット厩舎)の主戦騎手。アルピニスタの引退までにG1レース6連勝という快挙を成し遂げたことを記憶しているファンもいるはずだ。
凱旋門賞後に満を持してジャパンC(G1)参戦を予定していたものの、アルピニスタが調教中の故障により電撃引退。来日を断念することとなった。
そして今夏WASJで初来日となったモリス騎手。日本競馬に手応えを感じたのか早々に2度目の来日を決意したようだ。
2010年以降、モリス騎手の年間総騎乗数は1000鞍を超え続けており「英国で最も忙しい騎手」と呼ばれている。そんな彼が秋の戦場に日本を選んだことは、競馬ファンとしても喜ばしいことだ。日本での重賞初制覇に期待したい。
また長年にわたり短期免許で度々来日し、日本競馬を盛り上げてきたJ.モレイラ騎手とR.ムーア騎手も目が離せない。
モレイラ騎手については菊花賞(G1)でダービー馬タスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)に騎乗することが決まっている。日本ダービー(G1)を制したD.レーン騎手に続き、外国人騎手による二冠に期待がかかる。
その他にも昨年、英リーディングジョッキーに輝いたW.ビュイック騎手。夫婦ジョッキーとして有名なT.マーカンド騎手とH.ドイル騎手。昨年のホープフルS(G1)を14番人気ドゥラエレーデで制したB.ムルザバエフ騎手など強豪たちが来日予定だ。
今年のジャパンC(G1)も外国人騎手が上位席巻!?
昨年のジャパンCは外国人騎手が1~3着を総なめにしたことで話題になった。1着ヴェラアズールの鞍上がムーア騎手だったように、今年も外国人騎手による制覇は十分あり得る。
今年のジャパンCはイクイノックスとドウデュースが出走を表明しており、天皇賞・秋(G1)に続くライバル対決が予想される。
またタイトルホルダーや、リバティアイランドといった名だたるG1馬もジャパンCに出走する可能性があり、そんなトップホースたちの戦いに世界のトップジョッキーたちが花を添えてくれるだろう。
ジャパンC以外にもG1レースが盛りだくさんの秋競馬。海を越えて戦いに来た名手たちの活躍に期待したい。
PICK UP
Ranking
5:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA 鼻血を出しながら未勝利馬が初勝利! ウオッカ、オルフェーヴルら過去の名馬も苦しんだ難病、サラブレッドに及ぼす鼻出血の影響が人間と決定的に異なる理由とは
関連記事
迷ったときは「騎手の腕」を信じるよ♡ 白いの好きだからオールカマーはガイアフォースを本命にしました!【UMAJOモモのオイシイ競馬】
麻雀の「配牌とツモ」は競馬にも共通する?「こりゃ簡単だ!大儲けチャンス!」…私にとって配牌の良いレースとは【徒然なる神のくず競馬トーク】
「行方不明」疑惑ステラヴェローチェが富士Sで待望復帰も…川田将雅が期待した実力馬は「1年8ヶ月」音沙汰なし、2頭の再対決を望む声も
「土日わずか2鞍」横山和生の渾身騎乗!? オールカマー(G2)タイトルホルダー以外に注目の1頭が登場、R.ムーアが絶賛した兄に続けるか
審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】