真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.15 14:20

JRA騎乗停止の松田大作騎手の「あのオーナー」が救いの手…調教に顔を出すように
編集部

免許停止中にもかかわらず京都市内で車を運転していたとして、 8月8日までの騎乗停止処分がJRAから下されていた松田大作騎手。その松田騎手が函館スプリントS(G3)に出走予定のシュウジ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)の調教に参加していると話題になっている。
シュウジは松田騎手を背に乗せ3頭併せ馬を行い、函館芝で5F62秒2-34秒8-11秒を記録。そして大外を回って直線に入り、強めに追われるとラスト1F11秒4前の末脚を披露して、先を行く2頭を豪快に追い抜いたという。
シュウジを管理する須貝調教師は「デイリースポーツ」の取材に対し、「前走から間隔があいているので、ある程度はやっておかないと」と調教を振り返り、そして「あれだけ外を回りながらこの時計だからね。思い通りの調整ができた」と仕上がりに太鼓判を押していた。
シュウジはデビュー後から高いスプリント能力が評価されていた。だが好走を続けていたものの、今年の初戦阪急杯(G3)でまさかの8着、次走の高松宮記念(G1)でも15着と大敗。だが、復活さえできれば、この馬の力は間違いなくG1級ともいわれる。
復活を期すべくレースの騎手には武豊騎手に白羽の矢が立てられているが、勝てば松田騎手の調教でのアシストが復活への足がかりになったと評価される部分もあるだろう。そうすれば今後も騎手停止期間が空けるまで調教でその姿を見ることができるかもしれない。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆
関連記事
【函館スプリントS(G3)展望】武豊シュウジVS高松宮記念覇者セイウンコウセイ!今年のサマースプリントシリーズがド派手に開幕
武豊騎手と藤沢和雄調教師が4年ぶりに「和解」!? あの「屈辱エピソード」から15年……今年ついに”悲願”を達成した師の「心境」に変化?
JRAの交渉むなしく登録数11頭の衝撃… なぜ宝塚記念に馬が集まらないのか?その裏側を探ってみた
最強女王ソウルスターリングVS超大物ファンディーナ「初対決」の可能性!? 最後の一冠はどちらの手に……激動の3歳牝馬クラシック戦線と「今後」
武豊騎手は何故「大物」アディラートでなく「絶不調」シュウジなのか? 天才騎手が泣く泣く譲った3歳ダート大器の勝利を熱望する理由