【天皇賞・秋(G1)サイン予想】武豊ドウデュース「天覧競馬」で急浮上!? ポムポムプリンも示唆する9年前の奇跡が再び
「見事三冠を達成してくれて、最高のプレゼントを貰いました」
そう川田将雅騎手が感極まっていたのが、リバティアイランドが制した秋華賞(G1)。史上7頭目の牝馬三冠が誕生した10月15日は、川田騎手の38回目のバースデイでした。
競馬では、そんな「出来過ぎな出来事」が割と……本当に割と起こります。だからこそ、この令和の時代になっても、全国の競馬ファンの中には私のような「サイン派」が存在しているのです。
ちなみに先週の菊花賞(G1)では、週明けに発売された競馬雑誌『週刊Gallop』(サンケイスポーツ)が創刊30周年を記念して、『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)とコラボしたことが大きな話題に。毎週、競走馬のグラビアが掲載される表紙は、“菊花賞ウマ娘”メジロマックイーンが飾ることになりました。
これで「ならば、母父がメジロマックイーンのナイトインロンドンだ!」と飛びついたサイン派の皆様……ご愁傷様でした。優勝したドゥレッツァは、この菊花賞が重賞初挑戦。勝ったのはメジロマックイーン以来だったそうです。
そして迎えた今週の天皇賞・秋(G1)は、現役最強馬イクイノックスと同世代のダービー馬ドウデュースによる2強対決が注目されていますが、サイン派からすれば「1強」ですね。
ドウデュース「天覧競馬」で急浮上!?
ずばり……今年はドウデュースが勝ちます。武豊騎手、おめでとうございます!
今から、9年前の6月1日。東京競馬場で行われた日本ダービー(G1)は、ワンアンドオンリーが勝利しました。鞍上の横山典弘騎手にとっては、これが2度目のダービー制覇。そんな横山典騎手と、オーナーの前田幸治さん、さらにはワンアンドオンリーまで同じ2月23日生まれという、まさに「2.23サイン馬券」が豪快に炸裂しました。
実は、ここにもう1人「2.23サイン馬券」に加わっていた方がいらっしゃいます。同じ2月23日生まれで当時は皇太子として、東京競馬場に来場されていた天皇陛下です。
そう、今年の天皇賞・秋は11年ぶりの天覧競馬。9年前に「2.23サイン馬券」を呼び込まれた?天皇陛下が再び東京競馬場に来場されるのです!
ここまでくれば、もう話は早いでしょう。ドウデュースのオーナーで、キーファーズの松島正昭代表は、なんと2月23日生まれ。もう迷う必要なんてありません。
さらにワンアンドオンリーとドウデュースには、ハーツクライ産駒という共通点があり、さらに前回の天覧競馬を勝ったエイシンフラッシュは、ドウデュースと同じくダービー馬。それもダービー以来の復活勝利でした。
まだ、あります。私が個人的に大好きなポムポムプリン(サンリオ)が現在JRAとコラボ中です。そしてJRAFUNの公式サイトでポムポムプリンが騎乗しているのは、鹿毛のゼッケン「3」の馬……。
これって、まんま3枠3番のドウデュースじゃないですか!
「身が引き締まる思いですし、優勝馬のみが許される馬上からのご挨拶が叶えば最高です」と公式ホームページで綴られている武豊騎手。本当に“ご挨拶”が叶いますので、今からしっかりとイメージトレーニングしておいてくださいね!
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
【天皇賞・秋(G1)予想】勇気のイクイノックス切りで、武豊ドウデュースらに託す! 昨年パンサラッサの再現を狙って「あの馬」から4頭をピックアップ
【天皇賞・秋予想座談会】イクイノックスとドウデュースはどっちが強いの? 「陣営の思惑」も透けて見えた追い切り…ラオウとトキってなんのこっちゃ
皇帝シンボリルドルフは何故、天皇賞・秋(G1)で敗れたのか。単勝88.2倍の格上挑戦馬にまさかの後塵…競馬から「絶対」が消えた日【競馬クロニクル 第28回】
「勝ちにこだわるなら」リーディング厩舎が天皇賞・秋(G1)に送る刺客! 綿密に計算された勝利へのシナリオ
【天皇賞・秋】「普通に勝つでしょ」ドウデュース眼中になし!? 自己ベスト「大幅更新」に見えたイクイノックスの進化と陣営の余裕が示す意味