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26日、東京競馬場で行われたジャパンC(G1)は、1番人気のイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)が勝利。三冠牝馬リバティアイランドとの初対決が注目されたが、最後はライバルに4馬身差をつける圧勝だった。
「この馬の走りは信じられない。もう言葉もありません」
これまで数多のスターホースに騎乗したC.ルメール騎手でさえ、引き揚げてくる際には感動のあまり涙し、言葉を失ってしまうほどの強さ。ただ逆に言えば、これだけイクイノックスのパフォーマンスが際立ったのは、2着以下に敗れたリバティアイランドらライバルたちが全力を出し切ったからだ。
この結果には、2着リバティアイランドの川田将雅騎手も「全力で挑ませていただいて、素晴らしい走りをしてくれた中、世界一はさすがに世界一だなと思います。強かったですね」とライバルを絶賛。敗れはしたものの「リバティにとって、すばらしい経験ができた」と悔いはないといった様子だった。
また、元JRA騎手の安藤勝己氏も「死力をつくす美しいレースやった」(Xより)と結果に加えて、レース内容そのものを絶賛している。
「最終的に10番人気以下で10着以上に頑張ったのは、8着のスタッドリー(13番人気)と9着のイレジン(10番人気)だけという力通りの結果。G1らしい非常に締まったレースで、出走した全馬が全力を出し切れた結果だと思います。ジャパンCの歴史に残る素晴らしいレースでしたし、非常にハイレベルな内容だったと思います」(競馬記者)
そして、今年のジャパンCが安藤氏曰く「死力をつくす美しいレース」になったのは、間違いなくパンサラッサの貢献が大きかったはずだ。

「魂の57.6秒」に絶賛の嵐!
「この馬の出走で、レースを盛り上げられれば」
矢作芳人調教師の言葉通り、まさに有言実行の走りだった。好スタートを決めたパンサラッサは「逃げしかないので、とにかく思い切って行かせます」との宣言通り、堂々のハナへ。さらに加速すると後続を大きく引き離し、1000m通過が57.6秒というハイペースを作り上げた。
最終的にはゴール手前で馬群に沈んでしまったパンサラッサだが、主戦の吉田豊騎手は「最後の1ハロンは止まったけど、すごい馬」と相棒の逃げっぷりに最敬礼。「向正面で手前を替えたら、また行った(加速した)。最後も手前を替えたら頑張った」と、その走りを大いに称えている。
「歴代賞金ランキング4位の国際G1馬を『令和のツインターボ』と呼ぶのは、もう失礼かもしれませんが、古くはツインターボやシルポート、最近でもモズスーパーフレアなど、いつの時代も歴史に残るようなレースの背景には、外連味のない逃げを打つ有力な逃げ馬の存在がありました。
もちろん、逃げ切って勝つために全力を尽くしていますし、勝つことがベストであるのは間違いないのですが、それでも彼らの負けっぷりにはどこか華がありますし、惨敗しても『また見たい』と思わせてくれる存在。パンサラッサも戦績以上にファンが多い馬ですし、今回は厳しい結果になりましたが、また強いところを見せてほしいですね」(同)
レース後には、勝ったイクイノックスと並んで「パンサラッサ」もトレンド入り。SNS上では「今回も最高の逃げだった」「本当に頑張った、ありがとう」「レース前半のMVP」「これを見に来てるんだ」など、多くのファンから12着に敗れたとは思えない温かいコメントが並んだ。
 気になるパンサラッサの今後は未定だが、どこに出ようと「やること」は1つ。まずは激戦の疲れを癒やしてほしい。
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