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【日経新春杯】好相性を誇る「4歳世代」に黄色信号!? クラシックホース2頭が有馬記念で敗退…古豪相手に世代レベル証明なるか

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サトノグランツ 撮影:Ruriko.I

 14日、京都競馬場では年始名物のハンデG2・日経新春杯が行われる。今年は菊花賞(G1)で上位人気に支持されたサトノグランツ、ハーツコンチェルトや人気薄ながら好走を見せたリビアングラス、サヴォーナなど、4歳世代の牡馬が多数出走を予定。今年の飛躍を懸けた好レースが実現しそうだ。

 また、過去10年の日経新春杯で4歳馬が7勝と好相性である点も追い風となるか。2019年には4歳馬グローリーヴェイズがここを制して次走の天皇賞・春(G1)を2着、年末には香港ヴァーズ(G1)を制覇したように、後のG1馬も潜んでいるかもしれない。

 その一方で、今年の4歳世代の牡馬について、一部のファンから「世代レベル」を不安視する声も上がっているようだ。

 昨年のクラシック三冠を振り返ってみると、日本ダービー(G1)のタイムの遅さが指摘されている。ペースの影響もあるため一概には言えないものの、勝ちタイムの「2分25秒2」は過去10年間で2番目に遅いタイムであった。

有馬記念ではクラシックホース2頭が敗退…

 これは同じ東京の芝2400mで行われたオークス(G1)の勝ちタイムより約2秒も遅い。勝ちタイムでダービーを圧倒したリバティアイランドがジャパンC(G1)でイクイノックスを相手に2着と健闘し、有馬記念(G1)に出走したダービー馬タスティエーラや皐月賞馬ソールオリエンスが掲示板すら確保できなかったことと無関係ではないだろう。

 菊花賞でタスティエーラとソールオリエンスに楽勝したドゥレッツァが登場したことは明るいニュースだが、世代全体のレベルとしては疑問の残る4歳世代。そんな中でもダービー4着のベラジオオペラがチャレンジC(G3)を快勝したようにまだまだ未知数でもある。

 あれから約3か月、成長を見せた4歳世代の牡馬たちが年長馬を相手にどのような競馬を見せるかに要注目だ。

GJ 編集部

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