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「7連勝」で武豊とフェブラリーS(G1)制した強豪の近親が完勝劇! 好走目立つあの「出世レース組」は今後も要警戒?

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岩田望来騎手 撮影:Ruriko.I

 11日、東京7Rに行われた3歳1勝クラス(ダート1600m)は、1番人気に推されたラタフォレスト(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎)が優勝。これで通算成績を3戦2勝とした。

 レースは武豊騎手とディスタントスカイのコンビが主導権を握る展開。ラタフォレストと鞍上の岩田望来騎手はスタートを五分に決めると、道中は隊列のちょうど真ん中あたりをじっくりと進んで最後の直線を向いた。

 残り400m辺りから追い出されると力強く脚を伸ばす。やや内にモタれる面を見せていたが、それでもゴール前では後続に3馬身半差をつける完勝だった。

「最後までノーステッキで後ろに決定的な差。相当強い競馬だったのではないでしょうか。前走のカトレアS(2歳OP)は出遅れなどもあり7着でしたが、引き続き1番人気に推された今回はしっかり巻き返してくれましたね。

ラタフォレストはパイロ産駒で、近親に武豊騎手を背に7連勝でフェブラリーS(G1)を制したインティがいる血統。これからこの路線で相当楽しみな1頭になりそうです」(競馬誌ライター)

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インティ

 7馬身差で圧勝した初戦に続きコンビ2勝目となった岩田望騎手もレース後、「追い出すと、すごくいい反応だった」と走りを称賛。次走は未定のようだが、陣営は「一戦ごとにレースが上手くなっている」と、まだまだ伸びしろがあることを強調している。

 また、2着には10番人気ディアスポラが入り、2頭しか出走していなかった「前走カトレアS組」のワンツーフィニッシュとなった。

カトレアS出走組は今後も要警戒?

「カトレアSは米ケンタッキーダービー(G1)の出走馬選定シリーズ『Japan Road to the Kentucky Derby』の第1戦ということもあって、毎年ダートのハイレベルなメンバーが揃うことでも有名ですが、昨年は特にレベルが高かったのかもしれません。

というのも、今回勝利したラタフォレストの他にも5着のモアザンワンス、8着マルチャレアル、11着ソニックスターが次戦で1勝クラスを勝ち上がるなど、その後の好走が非常に目立っているんですよ。暮れのホープフルS(G1)で3着に好走し、先月の若駒S(L)を勝利したクラシック候補のサンライズジパングもカトレアSに出走していた1頭ですね。

ちなみにこのレースを勝利したアマンテビアンコは14日、大井競馬場で行われる雲取賞(G3)に出走を予定しており、多くの注目が集まりそうです」(同)

 昨年のカトレアS出走馬は、他にも3着だったアンクエンチャブルが次戦でも2着に好走しており、2着だったジョージテソーロは落馬で競走中止となったものの、1番人気に推されていた。この組は今後も見かけたら注目しておいて損はなさそうだ。

 そんなハイレベルなカトレアSで1番人気に推されていたラタフォレストにとって、今回の1勝クラスは通過点だったか。春の重賞戦線を賑わす1頭になりそうだ。

GJ 編集部

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