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福永祐一厩舎「初勝利」はどの馬で? 管理馬27頭の預託馬主、転厩元、入厩予定2歳馬など徹底チェック!

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撮影:Ruriko.I

 今週5日付けで安田隆行氏など7名の調教師が惜しまれつつ引退した。

 その余韻も冷めぬ中、6日には新たに8名の新規調教師が日本中央競馬会(JRA)で開業。中でも特に注目を集めるのは、やはり福永祐一調教師であろう。

 騎手としてコントレイルで無敗のクラシック三冠を達成するなど、27年の現役生活で通算2719勝(JRA・地方・海外含む、以下同)、G1レース45勝を含め、重賞は197勝という実績を誇る。そして46歳の若さで調教師への転身を表明したのだから、多くのファンは驚かされた。

 だが、これは現在のシステムからは賢明な判断といえるだろう。近年調教師の低年齢化が顕著であり、70歳の定年制度があることを考えると、現役を早く引退し若いうちに調教師になればなるほど、長く厩舎を運営しビッグレースを勝利するチャンスが増えるからだ。福永調教師は現在47歳。つまり、あと23年間は調教師として活躍できるのは大きい。

 その福永厩舎がどんな体制でスタートするのか、どんな馬主の馬を管理するのか、多くのファンが興味を持っているだろう。そこで今回は6日に開業した福永厩舎の管理馬や預託馬主、そして解散厩舎からの転厩馬と入厩予定の2歳馬、さらに今週末の出走馬や待望の初勝利はいつになるかなどをチェックした。

 まず調教師としては新人であるため、開業時の馬房数は18でスタート。今後は実績に応じて増えていくと思われるが、まずはこの18馬房で管理馬をやりくりしなければならない。

 日本中央競馬会(JRA)のホームページ上で確認できる現在の管理馬は、解散した厩舎からの転厩馬18頭を含む27頭。NHKマイルC(G1)優勝馬ダノンスコーピオン、オープン勝ち実績のあるデュアリスト、カルネアサーダ、メイショウウズマサ、エクロジャイトなど即戦力のオープン馬8頭などなかなかの顔ぶれ。特にダノンスコーピオンは近走が不振なだけに、立て直せるかどうか福永調教師の手腕にかかっている。早ければ安田記念でG1初挑戦が見られそうだ。

■管理馬27頭

ケイデンシーマーク 牝4 サンデーレーシング
デュアリスト    牡6 サンデーレーシング
エクロジャイト   牡4 サンデーレーシング
マルカアトラス   牡5 日下部猛
マルカブリッツ   牡4 日下部猛
マルカビクトリー  牡3 日下部猛
レッドダンルース  牡4 東京ホースレーシング
レッドアウェイク  牡3 東京ホースレーシング
フェイト      牡4 藤田晋
シンクグッド    牡3 藤田晋
ダノンスコーピオン 牡5 ダノックス
フライライクバード セ7 窪田芳郎
カルネアサーダ   牝5 吉田照哉
メイショウウズマサ 牡8 松本好雄
ドロップオブライト 牝5 岡田牧雄
レオノーレ     牝5 前田幸大
サトノアポロン   セ6 里見治
エーデルブルーメ  牝5 シルクレーシング
ミラクル      牝6 協栄
マルブツプライド  牡5 大澤利久
プリモカリーナ   牝5 ライオンレースホース
アップステート   牡3 三嶋牧場
ライスネイチャ   牡3 山田信太郎
プレミアムスマイル 牝5 キャロットファーム
トンジンチ     牝4 幅田昌伸
マンデヴィラ    牝4 吉田勝己
アスクデビューモア 牡3 廣崎利洋HD


 この管理馬から預託馬主を見てみると、大手クラブ馬主のサンデーレーシング、マルカの冠名で知られる日下部猛氏(河長産業)が各3頭。さらに東京ホースレーシング、ウマ娘でお馴染みの藤田氏、ノースヒルズの前田幸大氏、阪神馬主協会の重鎮であるメイショウの松本好雄氏など、騎手時代から馴染みのある馬主がメイン。本人もインタビューで『騎手時代にお世話になった馬主さんを優先したい』と答えており、そのスタンスは今後も変わらないだろう。

 中でもメイン馬主となりそうなのがノースヒルズだ。昨年のセレクトセールでコントレイル産駒の牡馬(コンヴィクション2の2023)を5億2000万円で落札し周囲を驚かせたが、その場で「福永厩舎に入れる」とノースヒルズ代表の前田幸治氏は表明している。またマルカで知られる日下部氏は、マルカシェンクやマルカフェニックスで福永調教師が騎手時代に重賞を勝利しており、福永調教師にとって思い入れのあるオーナーといえる。

■預託馬主一覧

サンデーレーシング  3頭
日下部猛       3頭
東京ホースレーシング 2頭
藤田晋        2頭
シルクレーシング   1頭
吉田照哉       1頭
ダノックス      1頭
松本好雄       1頭
岡田牧雄       1頭
前田幸大       1頭
里見治        1頭
協栄         1頭
大澤利久       1頭
ライオンレースホース 1頭
三嶋牧場       1頭
山田信太郎      1頭
キャロットファーム  1頭
幅田昌伸       1頭
吉田勝己       1頭
廣崎利洋HD     1頭
窪田芳郎       1頭

 さて肝心のデビュー戦だが、今週末は土曜阪神11Rのレオノーレが抽選を突破して初陣が決定。同馬はノースヒルズの生産馬で、ノースヒルズの前田幸大氏が所有するオープン馬。安田隆厩舎からの転厩馬だが、安田隆厩舎の引退週ではなく、福永厩舎の初日に合わせて調整されていたという。鞍上は福永調教師が尊敬する武豊騎手で、注目度は重賞級だろう。さらに日曜日にも阪神10Rでマルブツプライドが出走する。

 

■今週の出走馬

土曜:阪神11R コーラルS
レオノーレ(武豊騎手)

日曜:阪神10R オークランドTRT
マルブツプライド(岩田望来騎手)

 気になる2歳馬に関しては、前述のコントレイル産駒は今年1歳で入厩するのは来年以降だが、前田幸治氏のサポートで国内外のセールに足を運んでおり、今年デビューの2歳馬が多くいる様子。例えばDMMドリームクラブが所有する外国産馬のMalibu Pierの2022、サンデーレーシング所有でダノンベルーガの妹スティレセイル(コーステッドの22)、サートゥルナーリア産駒のコーラルクラウン、ドゥラメンテ産駒のヴィオレンツァ、レイデオロ産駒のルージュレアリーズなど期待の素質馬が挙がっている。全体の陣容はまだ不明だが、どんな馬がデビューするのか注目したいところである。

 いよいよ福永厩舎がスタートするが、当分はマスコミやファンから大きな注目を集めるだろう。その分プレッシャーは相当なものと思われるが、いずれは調教師リーディングの勢力図を変えるような活躍を見せてほしいものだ。

仙谷コウタ

仙谷コウタ

初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

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