【日本ダービー】武豊への乗り替わりも経験!? “持ってる”桃井はるこが選び抜いた珠玉の1頭とは……【モモーイの超!大穴でGJ 第15回】
近頃はお出かけが楽しい陽気ですね。私はともすると一日中部屋にひきこもって悩んでしまうので、積極的に外に出て公園やカフェで仕事に取り組んでいます。
締め切りが迫る中、渋谷の街を歩き回りながらアイディアを練ったのが、来月リリースされるピュアリーモンスターのニューシングル『Play Monster』の歌詞です。私は歌詞と競馬予想は紙のノートとペンじゃないとできないんですよ。スマホなどの予測変換は便利ですが、出てくる単語に気を取られて集中を削がれてしまうんですね。愛用のノートとボールペンで、アナログで想いを込めてしたためます。
今回、提供した歌詞の中に「Tokyo」「公園通り」といった地名をあしらったんですが、そうすることで聴いた方に彼女たちの声優アイドルグループとしてのリアルに生きてる実在感を感じてもらえたらいいなと思ってのことです。
そういえば、先日、純情のアフィリアのワンマンライブで発表された新曲『アンビバレンツ☆ウィッチーズ』も、散歩している時にコンセプトを思いついて、そこから作詞、作曲していきました。シャーロック・ホームズも推理をするときは部屋の中を歩き回りますし、じっとしていない方が何かひらめきがあるのかもしれません。
さて、そんな感じで先日も考え事をしながら一人で公園通りを散歩していたのですが、ショッピングビルの1階に、馬の姿を見つけたんです。かわいらしいポニーちゃんと、奥には白毛のサラブレッド……渋谷のど真ん中で、ですよ。驚いて近づいてみると、渋谷MODIの1階で日本ダービー(G1)に向けUMAJOスポット(競馬場内にある女性専用のスペース)のPRイベントを行っていたのでした。
スタッフの方に促され、お馬さんとカラフルなお花がいっぱいのかわいらしい写真映えブースで記念撮影してもらったのですが、近づいてびっくり。なんとかわいらしいポニーも、サラブレッドも、精巧なロボットだったのです。美しい白毛のサラブレッドロボの名前は「ダビノスケ」というそうです。ちょうど待っているお客さんも他にいなかったので、私はダビノスケにまたがり、束の間のジョッキー気分を満喫。ダービーがますます楽しみになりました。
その約10日後、ネットニュースを見ると、日本ダービーのPRイベントの記事で「ソダシに乗ってみたかった」という見出しとともに、白毛のロボット馬にスーツ姿でまたがる武豊騎手の写真がありました。これって、私が乗ったあの子だよね⁉ と、武豊騎手への思わぬ乗り替わりにちょっと興奮してしまったのでした。やっぱり、街に出ると思いがけない楽しみがありますね。
桃井はるこが読み解く日本ダービー!
さあ、いよいよダービーがやってきます! 私が今回応援したい馬……本命◎はズバリ、ビザンチンドリームです。
前走の皐月賞(G1)では13着と大敗してしまいましたが、小回りの中山競馬場が合わなかったように思えました。出遅れと4コーナーでの不利もあり敗因は明らか、度外視できるでしょう。
きさらぎ賞(G3)でも出遅れたものの、鬼脚で勝利。父エピファネイア、母父ジャングルポケット。父はダービーでキズナに惜敗の2着、母父はダービー制覇というまさにダービー向きの血統です。どちらもジャパンカップ(G1)を制しており、東京競馬場向きともいえるでしょう。
まだ3戦とキャリアが浅いため底を見せておらず、初の東京競馬場での出走となりますが、府中の長い直線で長くいい脚を使えるこの馬にチャンスがやってくる! ここで真の力を発揮してくれることでしょう。
2番手〇は、ダノンエアズロックです。ここまで4戦3勝、唯一7着に敗れた弥生賞(G2)のコースは中山競馬場でダービーとは違う右回り、入れ込んでいる様子も見えて、この馬の実力が発揮できなかったと見ています。
アイビーS(L)では東京競馬場でレガレイラを制して勝利したこともあり、能力の高さをうかがわせます。プリンシパルS(L)では万全の仕上がりとは言えない中、ラスト流したようにも見える圧勝でした。このレース内容を見れば2400mのダービーでも距離不安はないでしょう。
3番手▲は、レガレイラです。2歳G1ホープフルSを勝利。前走は休み明けで実力は発揮できませんでしたが、ウオッカ以来となる牝馬の勝利には期待したいです。
出遅れ癖があるのが心配ですが、直線が長い東京なら逆にそれが功を奏すかも。牝馬の切れ味でカバーして好走してくれるのではないでしょうか。
そしてやはり……G1のC.ルメール騎手は押さえておきたいというのが本音です。
さらに、例年皐月賞馬は馬券に絡むのを考えて、あの1戦でも抜きん出ていた2頭、ジャスティンミラノとコスモキュランダも押さえて、これで万全でしょう。
本命のビザンチンドリームの鞍上、西村淳也騎手といえば、2021年金鯱賞(G2)で最低人気のギベオンを勝利に導いた経験もあり、西村淳騎手のG1初制覇が日本ダービーという快挙にも期待です。JRA70周年の特別なダービー、みんなで楽しみましょう!
(文=桃井はるこ)
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